
台風以降、夜の気温が下がっていて
過ごし良いです。雨と曇り日が続くよ
うなので、一気に秋季に突入という感
じでしょう。
さて、樹木にとっては梅雨明けからの
乾燥と強烈な日差しから解放されて、
根からの水揚げが再開されることで芽
出しが活発になるものがでてきますが、
徒長した枝は切り戻してやると、養分
が分散されて木全体が活発になってゆ
きます。
ビューと伸びる徒長枝は、人間社会で
はグローバル多国籍企業みたいなもん
で、規制かけないとやりたい放題にな
るというのと同じで、切らないと木全
体のバランスが崩れていわゆる、暴れ
た木になって行きます。
だから、トランプの登場は必然という
秩序を重んじる人間界の成行が感じら
れます。
ところで、庭木というものは一番暑い
時と一番寒くなる前には切らない方が
良い(夏の幹焼け乾燥、冬の凍てつき)
のですが、勘定と感情優先でやってる
のが現実で、常緑樹なんかは9月にや
や強めに切ってやり、最萌芽する新芽
が青くなったところで、乱れた部分に
11~12月頃に軽くハサミを入れて
やると落ち着いた良い庭木で春まで居
れるという感じになります。
落葉樹は西日本ではあまり寒く無いの
でいつでも良いと言えますが、落ち葉
掃除を兼ねて11月中にしても良いし、
芽出し前の3月でも良いと思います。
ということで一年の後半、剪定の季節
の始まりとなりますね。
ではでは。