自然と生きる

気ままに健康で楽しく生きる。そして、天寿120歳を目指す。

我に返って庭仕事

2019-10-27 08:06:23 | 日記

 先日、「植木屋がいない、剪定して

くれる業者がいない」。

と、お客さんに言われました。 

確かに、お庭も減ってるんだから職人

も少なくなってるのは事実ですが、

要は、上手で安くていつでも来てくれ

るような都合の良い植木職人なんてい

ないということです。

 

例えば、

見栄としてのお庭。お客様自身が庭木

に興味なんてなくて自宅を飾るためだ

から何も足さない仕事のしやすいお庭

お客様自身が義務として管理していて

そこそこ奇麗な状態で、お客様と業者

双方ともに都合が良い関係。 

庭木好きの自由に見えるお庭。

毎年何かが増えていくお庭。木々の間

にまた草花木が増えて、家族近隣の迷

惑省みずに構わず木を植える。

そして自分自身でもどうして良いか分

からなくなるが、とりあえず邪魔な枝

先は切り詰めるという感じで、面倒な

蔓草や雑草、実生木が混在した業者に

とって作業範囲の判断に困るお庭。

などがあります。

 

業者が、どちらのお庭で仕事がしたい

かお分かりでしょうか。


ちなみに、体に無理をさせてでも仕事

をするという職人は減ってるんじゃな

いでしょうか。高齢化もあるでしょう。

植木屋がいないんじゃなくて、やりた

く無いから逃げている。

嫌だけどダメもとで割増費用を吹っ掛

ける。邪魔くさいから、バリカンとブ

ツ切り作業になっていく・・・。


ところで

実は、元気な内に自分でお庭木を整理

る定年退職者は多いのです。

将来何も出来なくなるのが目に見えて

いるし、女房や子供が無関心な負の財

産は、残しても後々困るからです。

体が動く内なら、余程の大木でなけれ

ば庭木の片づけ位は誰でもできるし、

掛かる費用はノコギリとゴミ袋代のみ。

時間はたっぷりとある。

業者に依頼するにしても、ゼロにする

なら見積りの安い業者で済む話。


また、老いて冷静になれば成る程に、

自然美に劣る庭木には興味が無くな

低木か果樹、草花だけで十分だとなる

です。

 

さて、昼夜の気温差が大きく成ってい

て、今年は8月以降雨が多い。

ということは、紅葉が映えるというこ

となんです。

田舎へドライブとか、無料で行ける古

刹巡りとか、落葉参道をザクザク歩く

のも良いもので、弁当持参の秋巡り時

節到来です。

 

写真は、庭の至る所にはびこる蔓草の

ヤブカラシ。

 

ではでは。

 

 

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (sakanoue)
2019-10-27 22:43:49
こんばんは、今日の記事は、身につまされる思いで読みました。うちは、前住人が植えた庭木がそのまま残っている庭です。百年程経ちます。母が以前から植わっているものは、大切にするようにとのことで、洋風の建物に和風の庭というチグハグになりました。しかし、昨年、造園屋さんのお力を借りて、少しだけ管理しやすい庭になりました。
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Unknown (剪定屋さん)
2019-10-28 00:58:26
生物を大事にするのは大切なことですが、何かを生かすには何かを無くさなければならないのは現実と責任感です。犬や猫は10~20年で寿命ですが、樹木や草はエンドレス。長寿の人間に一番必要なものは心の平穏と身の丈に合った生活で、庭木が切れずに苦しむという愚かさはありません。しかし、大事な庭木を生かす方法として、伐採後製材して表札にするなど形を変えて生かすことは可能です。
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Unknown (sakanoue)
2019-10-28 19:35:29
剪定屋さん、こんにちは。
別の形に変えて、生き返らせればいいのですね。😄
亡き父が、果樹類が好きで、畑のあちこちに植え、それが今、大きくなっています。
特に困るのがグミの木、伸びるしトゲはあるし、大変です。
来月、剪定してもらうので、管理しやすいように短くしてもらう方がいいですね。
返信する
Unknown (剪定屋さん)
2019-10-29 07:16:30
グミの強剪定はご注意ください。必ず暴れます。徒長枝が乱立しますから。植木屋の剪定後にご自分で整枝できない実も食べないなら処分すべきかも含め出入り業者さんにご相談下さい。
ちなみに、落葉樹は根元から伐っても枯れません。安易に伐採しても枯れないので、伐採後は枯らす作業は必要になります。
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