
剪定を始めて4年、枯れた切り残し
を少しづつ除き、外芽で切るを続けて
きた梅。初春には沢山の花を咲かせる
だろう。
梅の剪定は比較的簡単です。
徒長枝が出やすい樹勢の強い個体は、
年に数回の剪定が望まれます。
落ち着いてる個体は年1回で足りる。
基本、不要な枝は元から切ること。
(枝の途中でブツ切りして枯れた枝は
とても硬く切り難く、剪定作業の邪魔
になります。できれば鋸で切り取りま
しょう)
理想の管理は6月~7月に剪定し、梅
雨明け~秋の水遣り、そして冬の花芽
を見ながら軽剪定と適時の殺虫殺菌。
問題は、強く切り戻す人が多いこと。
庭木は小枝で作るのが基本ですが、
小枝からは小枝しか出ませんが、切り
戻した太い枝から出た枝は太くなるの
で、小枝が出るように仕向ける手入れ
(長く伸びようとする枝先を枝が細い
内に止めて、脇芽を吹かせて養分を分
散させる作業)が重要になるのですが、
1年以上何もせずに、また切り戻しの
繰り返しが多く、枝が混んで終いには
梅を刈込んでしまうという業者も出て
くるという始末です。
実も食べない花に関心も無い、剪定な
んてできないという人が、特に植える
べきでない木と言えます。
昨今、庭木に水遣りしない人が増えて
ますが、樹木は根からの水揚げの刺激
が枝先に伝わって、芽を出し花芽を膨
らませるので、花が欲しい人は、特に
夏の高温乾燥には気を付けましょう。
ではでは。