肥田春充氏の簡易強健術とストレッ
チを始めて、1年が経とうとしている。
氏の天真療法他数冊の著書を拝読して
思うことは、驚くことに現代でも通じ
る内容が、大正時代には書になって読
まれていたということ。
そして、股関節の柔軟性を高め、骨盤
を立てて座るようになってからは、長
時間胡坐をかいていても体が疲れ難く
なった。
今更ながら、体には柔軟性と正しい使
い方が必要だと思い知る。
ところで、数年前から興味をもって見
ているのが、整体の動画。
巷には、腰痛膝痛や肩こりという人が
多い訳ですが、体を使う癖や習慣によ
って骨格に歪みが出てくる。
食べ過ぎによる宿便が、下腹部を圧迫
して腰痛を引き起こす。
悪い姿勢から骨盤がねじれて歪むと両
足の長さに差異が生じることとなり、
その違いが足首や膝には負担となり、
それらを補正するために上体でバラン
スを取ろうとして、結果として筋肉が
硬直し、首や肩の痛みや頭痛などを引
き起こしてしまうが、その逆もしかり
で、首の頸椎にズレが生じると、それ
を補正しようと骨盤が歪むことになる
そうだ。
首から背骨と骨盤、手足左右のバラン
スが崩れて筋肉が硬直、その不整が痛
みとなって全身に現れるということ。
ゴットハンドといわれる整体師やカイ
ロプラクターが、筋骨を調整するだけ
で、国家資格を持った医師が治せない
痛みや不調が無くなってしまうのだか
ら驚きだ。
それも、一切薬は使わず、皮膚にメス
を入れることも無い。
なので、最近は体の左右バランスを意
識して生活するようにしているが、休
息を取ることも重視している。
肥田式の自然体休養姿勢をとってリラ
ックスすると内臓位置が整うそうだが、
この姿勢は、手足の疲れが取れやすい。
そして、自己流で手足を左右対称に回
したり、腰を浮かせては落とし、膝を
曲げては落とし、また、伸ばしたり捻
じったりしていると、筋肉が解れるの
か作業で痛くなった腰の痛みが治って
しまう。
いわゆる、セルフ整体はやる方が良い。
ところで、日本の役人は、健康に対す
る様々な数値を出している。
その基準は、欧米に倣っているとはい
え、欧米人化しつつある平均的日本人
の生活から見出された数字だと思えば
合点がいく。
減塩も高血圧も色々と意見はあるが、
炭水化物と油脂依存の国民が大多数で、
癌と糖尿病が増え続けている状況では、
なるほど、そうせざるを得ないのだろ
うなと思うところ。
糖の取り過ぎと栄養不足により血液の
内容が悪く、血管が脆くなっている人
が多い中で、血管の塊である腎臓への
負担を減らすための減塩と、血管その
ものへの負担を減らすための高血圧予
防を五月蠅く言うのだろうと最近思う
ようになっているが、病気になってか
ら知っても遅いからだ。
吾輩、減塩などしないが、当たり前だ
が血圧は一向に上がる気配はない。
酒はたまには飲むがストレスは無く、
料理に砂糖は使わず外食もしないから、
平均的日本人とは違い国の基準には当
たらない。他人と食の話をしても殆ど
噛み合わない。
日本人全体としては、農薬まみれでも
綺麗な野菜を好み、甘みが強い品種改
良された米や野菜や果物を好み、料理
全般に化学調味料と砂糖と油を多用す
るようになり、美味くて安いものの何
が悪いのかという、それが現代日本人
の平均的な考えとなっている。
そういう国民性が、政治家を産み、国
の方向性を決めて行くが、甘い物好き
が甘っちょろくなるのは当然だろう。
そして、栄養が失調してヒステリック
になる。
デブがいると思ったら、異常に痩せこ
けた人が増えているのも、まさに、そ
の通りになっていると思うよ。
体も食もバランスが大事だが、健康で
長生きしないと支払った年金が無駄に
なるってもんなんだけど・・・。
円安が進行して物価が上がるわ~って
そんなこと前から承知している。
先日、狭い庭にも関わらずプランター
を拡大して植えた大小100個の玉ね
ぎを収穫しました。
5月からは、サツマイモ、トマト、モ
ロヘイヤなどを植えようと思っている。
そろそろ、茂ってきた庭のヨモギを摘
んで、お茶と団子にしようかな。
ではでは。