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自然と生きる

気ままに健康で楽しく生きる。そして、天寿120歳を目指す。

仕立物刈込剪定と植木屋あれこれ

2022-10-23 08:18:24 | 日記

 10月~11月は植木屋の繁忙期。

同業者も走り回ってるが、剪定が困難

でやり難いお宅は毎年思いますが、面

倒臭くなる。

先日、斜面地に植えられたウバメガシ

の仕立物を刈込剪定しましたが、脚立

が回せない部分は、登り込んでの作業

となりますが、大変な作業なんです。

何せ体重が76キロあるので、枝が折

れないか気になるのと、木がユサユサ

揺れる中で、刈り込みつつ刈枝を掃い

つつ、また、幹吹きの多いウバメガシ

なので、それを取りつつという忙しさ

で作業を進めますが、当然ながら刈込

鋏で刈り込んでいきます。

 

大変といっても植木屋はそれが仕事。

 

だからなのか、昨今では手間の掛かる

ウバメガシを植える人はいない。

広い庭の一角に在っても良い仕立物で

すが、手間さえ掛ければ威風堂々日本

らしさでもあります。

 

 

ところで、年金生活者=お庭のある家

ということは多い。

亭主が元気な内は女房が年金を独り占

めで、遊んで暮らす老夫婦の年収が4

00万円以上もあれば、毎月旅行して

お取り寄せで美味しい物を食い放題と

いう人は意外にも少なくないようだ。

そこで、片方が逝くと年金が半額にな

り面食らってしまう人も多いのだとか。

年200万円では今まで通りの悠々自

適とはいかなくて、家の内外の作業を

一人ですることに。

亭主にさせていた庭の草引きは、汚れ

仕事でプライドが許さないというご婦

人もいるが、身の程を知るというのも

老いの分別というものだ。

 

普通のお宅なら、職人一人分の庭木量

にとどめておくと管理費も安くついて

そこそこ見栄えもするということを誰

もが考えない。

ケジメの無い植えまくりが一番始末に

悪く、木は強く切れば強く反発するの

で、腹いせで切るなら無くす方が良い。

 

土のあるところ、そこには必ず草木が

生えるのは日本での当たり前。

自然は決して甘くない。

 

老いも若きも草木に負けて苦悶の顔に

なるのなら、マンション住まいという

選択肢もあるのだよ。笑

 

ではでは。

 

 


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