造園屋さんとか園芸屋さんは、当然
ながら利益優先なので、庭を造った時
点が完成形な場合があります。
雑誌に出てくるような感じは良いのだ
けど、庭木は成長するという視点が抜
け落ちていて、大きくなる木を平気で
狭い場所に植えています。
お洒落な密植も、美観維持の手入れが
難しく、ツルものがあると結局収拾が
つかなくなってゆきます。
また家人の要望なのか。庭の隅っこや
崖の上などにも植えてあるケースもよ
くあることで、庭木の裏側はどうやっ
て剪定するの?という疑問さえ抱けな
い人は多いです。
お庭は、見栄えを優先させずに管理の
しやすさを優先すべき。
管理費用も安く済む。
また、境界沿いの高木は、昨今の台風
の強風での倒木に注意が必要で、隣人
の建物を壊せば費用は高くつきますよ
ということを申し上げます。
庭木の高さも管理上重要です。
剪定屋さんでは、今年から作業が大変
な高木はお断りするようにしています。
高所作業用クレーン車が要る程の庭木
は一般家庭には不要かと思いますので。
参考まで。
写真は、先日の黒松剪定。
作業性も良く誰の迷惑にもならない
コンパクトな状態です。
都会のお庭では、植え過ぎのお宅は、
庭木に優先順位を付けて、間引く様に
することをお勧めします。
高齢化社会、寝たきりになる前にお庭
の整理をしていくべきかと思う次第。
ではでは。