自然と生きる

気ままに健康で楽しく生きる。そして、天寿120歳を目指す。

剪定とは整えること

2023-11-05 14:06:05 | 日記

 庭の夏ミカンが伸び放題だったので、

徒長枝と込み合った枝を取り除き、伸

びすぎている枝を切り戻しました。

この夏ミカンは実生木で、5年程前に

5年生以上のものを移植したもの。

中々実を付けなかったものが、今年は

10個程度まで実るようになってきた。

 

 

柑橘系の剪定は、春に出た短枝の先に

翌年花芽を付けるので、忌枝を取り除

いて採光を図り、短枝を多く残せば、

ほぼ実が成るというもので、実が早く

付きやすい接ぎ木苗を買って植えれば、

数年後からほぼ確実に食べられるよう

になる。

美味しく育つかどうかは、地質日当た

り水はけ世話の有無などで大きく変わ

り、日光の当たり過ぎはダメだし、カ

メムシが多いと虫害で不味くなってし

まう。

まあ、酸っぱい夏ミカンの利点はと言

えば、苦味のある甘さ控えめのマーマ

レードを自家製できること。

売られているものは、香りも少なく甘

いだけのマガイモノ。

夏ミカンは、年に30個程も生れば良

くて、生食と加工とで十分であり、木

を大きくし過ぎないことで、剪定管理

を容易にさせる。

 

ところで、木を植えたものの、考えた

くないのか適当に切りまくる人がいる。

枝が邪魔だからとか、素人だからとか、

理由にもならないことを平気で言う人

は少なくない。

果樹ならば、翌年実が成ることを考え

て手を入れるべきなのに、猿のように

実をち切るだけ、剪定といっても適当

に切り戻すだけでは、そのうち滅茶苦

茶になる。

庭が広ければ、放置している方がマシ

だと言える。

 

おおよそ、庭木の扱い方、刃物の入れ

方を見れば、その人物の人間性を測る

ことが出来てしまうが、物言わぬ相手

なら、何をしても傷まない人はいる。

人間性とは、自分では気が付かないと

ころで出ているから怖いもの。

そういう意味では、自宅に庭木のある

ことは幸いにして自己精神の調整に、

もってこいでもある。

 

剪定とは、枝を整えること。

枝を適切な位置で適切な角度で切る。

次の展開を予想して切る。

木全体の美観をも考えてあげて切る。

つまりは、そうすることで、人の心

がともに整い生活が豊かになるので

ある

 

しかしながら、邪魔な狭い場所にわざ

わざ木を植えて、伸びた枝が邪魔だか

ら毎度毎度切り詰める人が多い訳です

が、人として何がしたいのか理解がで

きない場合が多い。

多くの人が、実は何も考えず、愚かな

ことを繰り返す。シロウトだから構わ

ないではなく、それを見て育つ子が同

じことを繰り返すか、嫌ってそこに近

付かなくなる。そして、自然を理解で

きない者にする。

 

綺麗に整ったものに囲まれて暮らすか

そうでないか。

自分は偉いと思っていても、地面にし

ゃがまなければ草は引けないし、枝は

切らねば整わない。

自分で出来なければ、業者じゃなくて

そんなものは、処分すればいい。

 

全てのことは、学びの場だ。

どうぞ好き勝手にやってくださいな。

 

ではでは。

 

 

 


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