日々是好日

今日も晴天なり。
どんな日でも、毎日は新鮮で最高にいい日だと思うことにしてます。
ご一緒に如何ですか?

ふるさと、狙半内

2019-02-03 00:26:32 | シニアライフ

ふるさと、狙半内

そして、今。

地域の沿道に約10Kmの雪壁に小さな雪洞を掘り、

約3000本の蝋燭を灯すイベントがあります。

「元祖さるはんない幻灯」です。

地域の連帯感を醸成している感じです。

この地域の共助運営体が

平成27年度総務省の「ふるさとづくり大賞」を受賞してます。

住民の高齢化と集落の過疎化が進む中、、

いろいろな課題が山積しているようです。

地域住民が生き甲斐を感じ、心身共に元気に暮らせるように

取り組んでおられる活動に、敬意を表します。

節分。季節の変わり目です。

でも、故郷は真冬の真っ最中です。

そして、この地は豪雪地帯です。

春の訪れは、まだまだ先の事です。

誰が名付けたのだろう、「狙半内」この地名?

遠い遠い昔、まだ大和朝廷に属してない時代

アイヌ民族の子孫が暮らす集落だったかも知れません。

古代遺跡も発掘されております。

かって、この地域は養蚕や葉タバコ生産が盛んなところでした。

稲作の合間をぬって、地域での唯一の現金収入産業でした。

何時の間にか桑畑の面影すらも消えてしまいました。

ただ一人残った葉たばこ生産者も高齢のため、引退してしまいました。

後継者はおりません。若者が皆、都会に出てしまってます。

郷里で暮らしていた頃の主産業が消えてしまって、

侘しさを感じながら、故郷の移り変わりを

インターネットで検索し、過ぎし思い出を偲んでおります。

祖母が健在の頃、我が家には年中いろいろな神様が訪れました。

火の神,水の神、山の神などなど、日々の暮らしにかかわる神様たちです。

恵比須様には川魚を添えました。

山奥では鯛には手が届きません。

そして、必ず餅つきが始まりました。

何故か、兄弟が多い中で祖母が私をその手伝いに指名するのです。

兄弟の中で、一番大食いで力持ちだったからでしょう。

持ちになる前の、あのおこわを臼の中からつまみ食いしても

祖母はお構いなし。

万代の神様の訪れを待ち焦がれていた、懐かしい思い出です。

餅つきのコツを覚えたのは,この頃からです。

餅は搗けばく搗くほど、餅に粘り強さが増します。

小豆汁のお椀の中で、延びるお餅が恋しいです。

節分。近所の神社で豆撒きがあります。

豆だけではありません。

紅白のお餅がまかれます。

早速、夫婦揃って出かけます。

既に我が家では遠隔地農場で採取した自家製の小豆の

お汁粉が出来上がってます。

これに何個の紅白のお餅が加わるか、楽しみです。

 

 

 


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