まるで向日葵に見守られているような、お話です。
フェスブックに登録し投稿を開始して、一ヵ月が経ちます。
地域交流仲間づくりの10年間の活動をご紹介する中で、
沢山のフェスブックのお友達が出来ました。
古希半ばで新たな分野への挑戦で、新たな喜びに感動しております。
そんな中で知り合いになったお友達との取り交わしたお話です。
この方は山形県にお住まいで、専業農家に嫁いで幼児を抱える若いお母さん
です。フェスブックの投稿にメッセージを寄せて頂いたのがご縁でした。
フェスブックに登録されているメンバーの誕生日が紹介され、沢山のお友達
からお祝いのメッセージが届く仕組みになってます。
とても素敵な心配りに感心しております。
フェイスブックの投稿を続ける一ヵ月は、自分自身の投稿に専念して、
他の投稿記事を閲覧する余裕すらありませんでした。
この方の誕生日のお知らせも気が付かずに,お祝いのメッセージすら
送信してありません。
ご縁って不思議ですね。私の投稿へのコメントへを受信する過程の中で、
この方のフェスブックへと導かれました。
長い導入部分となりました。これからがとても素敵なお話の始まりです。
沢山のフェスブックのお友達から届いたお誕生日メッセージに
感謝を込めての返信記事の骨子です。
誕生日の朝、嫁ぎ先に実家の母がわざわざ来てくれたこと。
毎年結婚した後も誕生日の日には欠かさず来てるとのこと。
とても嬉しい心境を語ってます。
嫁ぎ先の専業農家、近代化されたとは云え、厳しい環境には変わりが
ありません。それもこの時期、農家では多忙を極める時でもあります。
誕生日祝いどころではありません。これは私の推測です。
実家のお母さん、嫁ぎ先で嫁に任された家事全般と幼児の世話の一部代行を
引き受け、娘には幼児の世話だけに専念させ、誕生日を骨休み日にして
あげようとの心配りかも。
さり気なく母が語ったひとり言が、しっかりと記憶に留め記事になって
投稿されてます。
原文をそのまま引用してご紹介します。
「お嫁に行っても、ずっと、うちの娘。気にするのは当たり前、
お腹をいためたものだもの。ちいが幸せなら、それで良いんだよ。」
この場面想像しただけで目頭が熱くなります。
「こんなに年をとっても心配してくれる母。私が支えて上げなければならない
のに、ここまでしてくれるなんて、ホント! 嬉しくなちゃいます。」
素直な気持ちを書き記してます。
更に、「ここまで成長したのも実家のご両親、周りの方々のご指導と優しい
支えがあったからです。」と感謝の気持ちが添えられております。
しっかりとした娘さんで、そして幼児を抱えた若いお母さんです。
「こころ温まる、お母さんとのお話、とても素敵で感動してます。」
この方のフェスブックに感想コメントを添えました。
「ありがとうございます。母には感謝々々でいっぱいです。
今度は母を支える番です。頑張ります。」
即、感謝の返信が届きました。 便利な世の中です。
母のさり気ない愛情が、娘へとそして若い母親へと、こんな形で受け継がれ
伝授され、より強い絆で結ばれてる有様を読み取る事が出来ました。
まるで
向日葵に見守られている感じです。
微笑ましい幸せな親子のお話だったと思います。
母親の心配事に気を留めることなく、がむしゃらに生きてきた身に
感謝の気持ちを伝えることなく去った母に、申し訳ない気持ち。
孝行したくても、親は無し。後悔の念だけが漂ってます。