毎日購読している新聞のコラム欄に田舎暮らしの事が記載されておりました。
定年退職で田舎暮らしを始めたとのことです。
新築した家の浴室は昔風の木の桶を置いただけのシンプルなもので、
夏は朝、庭に出し水を張っておけば夕方にはちょうどいい湯加減になるとのこと。
人も車も滅多に通らない場所なので、生まれた時の姿のまま
満天の星を見ながら体全体に当たる夜風はエヤコンに勝る涼だそうです。
そして、この桶が約10年で水漏れするようになって
浴室の隣に石積みの露天風呂を業者に依頼したそうです。
内容から察すると10年以上も田舎暮らしをなさっている方のようです。
露天風呂設置の件、業者から断られたそうです。
その理由は「霜柱でコンクリートが割れ、一冬で壊れてしまう。どんなにお金をかけても無駄だ」とのこと。
世にも珍しい良心的な業者さんだと思います。
そして、この方自分で工夫して一坪ほどの露天風呂を作ったそうです。
畑仕事や自転車で買い物後の汗だけの体には、露天風呂入浴が最高の「涼」だそうです。
羨ましい限りの田舎暮らしです。
かって、私も遠隔地農場での夢見ていた田舎暮らしです。
この田舎暮らしの記事を投稿された方は、群馬県榛東村にお住いです。
私の遠隔地農場のある箕郷町の隣村です。
偶然に新聞コラムで拝見し、このブログで紹介しました。
私の場合、田舎暮らしとは言えないが、時々野良仕事に訪れております。
水道の蛇口の下、大きな丸い桶を置いて、野良仕事の合間水浴をしております。
田舎暮らしの一端を共有したような気持ちで、嬉しさが込み上げてきます。
遠隔地農場の全景と近所の仲間との交流です。