障子の張替えをしました。
障子の張替えは一人では中々出来る作業ではありません。
作業には補佐役が無くてはなりません。
我が家、決して豪邸ではありませんが、
和室が3室あります。
時期的に、忙しない師走を迎える前の障子の張替え
何事も、早め早めの周到な心構え、と思ってくれる方
もしもお出でになれば、お断りしておかなければなりません。
障子張り替え前の写真だった良いのですが・・・
それは、とても他人には見せられたものではありません。
和室は物置同然、障子は破れ放題。放置して何十年?
そのうちに、そのうちにが今日になってしまいました。
「障子の張替え道具は揃ってあるの?」
「どうしたの、急にそんな事言われても、何だかとがめられている感じ。」
「やっと、やる気になったのだ。見るに見かねてね。」
「珍しいこともあるもんだね! 怒らずに最後までやり遂げる自信があるのかしら?」
「何で、俺が怒らなくてはならないのだ?」
「あなた自身の事だから、ご自分に確認したら。きっと途中で怒り出すこと間違いないから」
「馬鹿な事、言うんじゃないよ。」
「ほら、怒り出す前兆よ」
「あまり、やる気を損ねるようなことを、側で言わないでくれよ」
こんな会話を何遍繰り返したことやら、数えたことが無いが、多い事間違いない。
障子の張替え作業には夫婦揃っての、息の合った協力が必要です。、
古い障子紙やノリの剥ぎ取り、一人より二人でやる作業は効率が上がります。
一人でやっていると、途中で作業が飽きてしまいがちになります。
そして、その後の障子の張替えには家内の補佐役が無くてはならないのです。
ノリ付け、障子紙の貼り付け。
これが障子張り替えの作業工程です。
この作業工程で、何遍夫婦喧嘩のようなことが起きる事やら。
何が原因でそうなるのか、よくよく考えてみたら
家内の補佐役的存在と言うことが、どうも気に入らないようだ。
職人の親方と弟子の主従関係が我が家では逆さまになってるようだ。
それに気が付いたのは、翌日の事だった。
つぎは、着なくなった洋服の整理。未練が残る品ばかりで処分が出来ません。
またまた、ひと悶着ありそうだ。
何時になったら、家の中の我楽多類が消えるのだろうか?