日々是好日

今日も晴天なり。
どんな日でも、毎日は新鮮で最高にいい日だと思うことにしてます。
ご一緒に如何ですか?

読書本のキッカケ?

2020-10-25 14:05:41 | シニアライフ

この花の名前は、「ハナカタバミ」です。

南アフリカ原産で、江戸末期に日本への帰化植物です。

球根草の多年草です。

駅前花壇の群生地から株分けをして、観賞用に鉢植えにしました。

晴天の秋晴れに促されて、満開に咲き誇っております。

もう一つの話題へ

・・・・・・・

私は小説家司馬遼太郎のファンの一人です。

同氏に著書は殆ど読破しました。

「街道がゆく」シリーズは解説付き旅行をしている趣でした。

読書を通じて、大変良い勉強をさせて頂きました。

最近、「司馬遼太郎全講演集」を再読しております。

その中で、「言葉」に関する興味深い個所がありました。

明治時代、日本近代の文学作品は、全て文語体の難しい文章でした。

明治期の噺家・三遊亭円朝が「日本語文章の口語化」に

多大な貢献した人とか。円朝自身、文章にすることを意識して喋ったとか。

分かり易く読みやすい。なにより面白い内容に大変好評だったとか。

小説家の二葉亭四迷、名前だけは記憶に留まっております。

その代表作「浮雲」。今まで未読のまま。

筆名に異質を感じながらも、その由来も放置したまま。

文学愛好家にはそれらの事柄には、既に周知の事でしょう。

文学の謎解きは、その醍醐味を紐解く機会でもあります。

小説家を志し口語体の小説に苦心をを重ねてた長谷川辰之助(本名)は,

その師匠坪内逍遥から「円朝の速記本を参考にしたら」との助言を受け、

そして日本ではじめての「言文一致体」の口語体小説が誕生します。

それが、二葉亭四迷の小説「浮雲」です。

早速、図書館から借り受けて読むことにします。

筆名の由来について、著書の「予の半生の懺悔」に詳しく記されております。

処女作「浮雲」の出版に対する卑下、自身に「くたばって仕舞(め)え」と

罵っております。

話題に事欠かさない作品です。

興味を抱きました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿