高級食パン

「あれ、この食パン、いつものと違う。」

早朝の公園でのラジオ体操に出掛ける際の事です。

8枚切りの食パン2枚を4等分に包丁を入れての感触です。

パンの重みが違います。

食べてないが、身がしまってモチモチしています。

昨日、家内が出かけた折に、買い求めてきたものです。

１斤の、6枚切りと8枚切りの食パンが２つ、食卓の上に並んでました。

８枚切りの食パンが私用です。

公園体操の世話人をしてます。

ちょっと早めに公園に出かけて、準備します。

町内会の幟を立てて、持参のラジオをセットします。

公園内のハトたちが私の周りに集まってきます。

その中のⅠ羽が手乗りします。

２０羽ほどの中で、何故かこの１羽に限られてます。

目当ては、私のポケットの中の食パンです。

公園のラジオ体操は日曜日と雨の日以外は、毎日行ってます。

参加する人は、シニア世代の常連さんです。

私にとっては，ハト達も友達です。

常識があって、見識のある方からお叱りを受けるかも知れません。

でも、こっそり続けてます。

世話人の補佐役の高齢のお姉さんも一緒です。

土曜日、学校がお休みで公園体操に参加した女子児童も。

友達の友達はみんな友達です。

ハトたちは、あっちに行ったり、こっちに来たり、忙しいです。

遅れて、家内が公園に来ました。

呼ばれて、言われたことは、ここには書かないことにします。

今日の鳩たち、何となく喜んで食べていたようだ。

高級食パン、美味しかったんだろうなぁ。・・・