笑顔があんまり素敵なので、
キャプチャさせていただきました。
人生のうちに、
世界へ、1冊の本を放てたひとは、
何人かいるようで。
例えば、"Dog day afternoom"
の、パトリック・マン。
このかたは、スピルバーグの
"Close encounter of the 3rd kind"
の、原作協力者でもあります。
そして例えば、
「カモメのジョナサン」
の、リチャード・バックさん。
このかたは存命中ですね。
ライフワークとして、
この本を完成された。
それからこちらの、
ブライアン・クラーク。
「この命は誰のもの」
という戯曲で、
日本でも知られてます。
まだ存命かと思っていたんですが、
2021年に亡くなられてました。
「私は死にたいのではありません。また、生きたいのでもありません。ただ、私の人生はもう終わったのだということを、みなさんに分かってもらいたいのです。」
事故で首から下が動かなくなった画家が、
最終弁論でそう、心境を吐露します。
どっかの安楽死マシーン
(最期は手動)の事件があったりで、
安楽死とか、尊厳死とか、
話題にのぼったりしたようですが。
これはそういう法律とか良心とかの
お話ではないです。
それを、この世の中で形にしたら
こうなったという感じだと思います。
ある事柄を英語で表現したらこう。
日本語で表現したらまたこうなる。
そんな感じです。
以上は外国のかたですが、
日本人では例えば、
北大で雪虫の研究などをされた
河野広道がいたりします。
ぷやら文庫という小さな文集に、
そのまんま「雪虫」という題名の
1冊が収録されてます。
のちに改訂される前の版のほうが、
僕は好きです。
今はもう、そうやって、
この1冊を探す時間は
持てなくなってしまいましたが。
振り返れば、
そのころが懐かしいなと。