おじんの放課後

仕事帰りの僕の遊び。創成川の近所をウロウロ。変わり行く故郷、札幌を懐かしみつつ。ホテルのメモは、また行くときの参考に。

読書ぶらり

2025年01月22日 | ロマン

笑顔があんまり素敵なので、

キャプチャさせていただきました。

人生のうちに、

世界へ、1冊の本を放てたひとは、

何人かいるようで。

例えば、"Dog day afternoom"

の、パトリック・マン。

このかたは、スピルバーグの

"Close encounter of the 3rd kind"

の、原作協力者でもあります。

そして例えば、

「カモメのジョナサン」

の、リチャード・バックさん。

このかたは存命中ですね。

ライフワークとして、

この本を完成された。

それからこちらの、

ブライアン・クラーク。

「この命は誰のもの」

という戯曲で、

日本でも知られてます。

まだ存命かと思っていたんですが、

2021年に亡くなられてました。

「私は死にたいのではありません。また、生きたいのでもありません。ただ、私の人生はもう終わったのだということを、みなさんに分かってもらいたいのです。」

事故で首から下が動かなくなった画家が、

最終弁論でそう、心境を吐露します。

どっかの安楽死マシーン

(最期は手動)の事件があったりで、

安楽死とか、尊厳死とか、

話題にのぼったりしたようですが。

これはそういう法律とか良心とかの

お話ではないです。

それを、この世の中で形にしたら

こうなったという感じだと思います。

ある事柄を英語で表現したらこう。

日本語で表現したらまたこうなる。

そんな感じです。

以上は外国のかたですが、

日本人では例えば、

北大で雪虫の研究などをされた

河野広道がいたりします。

ぷやら文庫という小さな文集に、

そのまんま「雪虫」という題名の

1冊が収録されてます。

のちに改訂される前の版のほうが、

僕は好きです。

今はもう、そうやって、

この1冊を探す時間は

持てなくなってしまいましたが。

振り返れば、

そのころが懐かしいなと。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする