本当に格調高いものってのは、
自分から
「わたし格調高いですよ」
とか言わない。
ありふれた、
別になんでもないような
このしつらえ。
このなんでもないような
テーブルセット。
この一見風変わりに見える、
とあるラウンジ。
どれももう無くて、
今風の、
見るからに格調高い系の
(しかし中身はどれも同じな)
面白くないものになりました。
けどまあ、今時のひとたちも、
目に見え、
手で触れるものでなければ、
何も分からないですから、
それに経済が合わせていくのは
自然な成り行きでしょうね。