「Short Cut」は112分のWOWOWのドラマなんだが、完全なワンシーン ワンカットで切れ目がまったく無い。
出演者は中井貴一、鈴木京香、梶原善の3人で、山の中をある決まりながら夫婦の会話が延々と続くドラマです。
当然カメラは1台で前後に回り込んだりしながら2人を追いかけていきます。
ワンシーンワンカットはエルミタージュ幻想「ロシアの方舟(はこぶね)」という映画をみて驚いたことがある。
驚きの内容は当時と同じなんだが、今度はもっと大変そう。
おかしな、おもしろい映画 ~ エルミタージュ幻想 ~ <<--昔のブログ
エルミタージュは建物の中が主な場所なのでカメラが比較的自由に動けるが、Short Cutはやまのなかで、それもひと1人が通れる程度の細い山道が舞台なのでほとんどで前後に簡単に動けない。
撮影の制約がものすごくある。
延々と切れ目が無いドラマは舞台を見ているようでみている自分も緊張感がありドラマに引き込まれる。
こういったメリットはあるが、作るほうは大変そう。
当然、2時間近くのなかで俳優も途切れなく演技しないといけないし、NGを1度も出すことはできない。
エルミタージュ幻想は出演者が多く、いれかわり立ち代りで出てくるので役者は少し楽かも。
Short Cut は山の中の木や川は丸太の橋などを題材に会話も進むので場所との同期をとるのもやたら難しそう。うまいタイミングでそこにいないといけないし、当然話題の対象物がそこにないといけない。まあ、これは準備を綿密にやってあわせるんだろうが。
三谷幸喜の脚本机の上では作れず、現場でなければ作ることはできないとおもう。
昨日のNHKのプロフェッショナルという番組で三谷幸喜編をやっていてShort Cutの舞台裏の話が紹介されていた。
これでいくつかの疑問(?)は解消されたが、まあよくやったもんだ。
NHKのプロフェッショナル、11/7放送(11/11再放送あり)
http://www.nhk.or.jp/professional/2011/1107/index.html
Short Cut はWOWOWでやっていたんだが、再放送があるようだ。
詳細は下記
http://www.wowow.co.jp/drama/shortcut/ <<--再放送、11/12、13:30
プロフェッショナルも11/11(金)、0015(木曜の深夜)から再放送があります。
Short Cut紹介
http://www.theaterguide.co.jp/theater_news/2011/10/21_03.php
見られるかたは再放送をぜひごらんになってください。
番組の回し者ではないがお勧めします。
三谷幸喜はすごいが、出演者、特に中井貴一、鈴木京香は当たり前だがすばらしい役者を再認識するし、画面にはまったく出てこないスタッフはすばらしいスタッフです。
<<--「投票」してくれるとうれしい!
スプライシングテープつい最近まで引き出しのおくに入ってたがさすがにもうすてた。
ビニールテープにもならないし、セロテープにもならない。
コンピュータのオープンリールテープは絶対切った張ったはやらないが、、、でもやったことがある。
ソフトの試験のため。Hi
フィルムに磁性体を蒸着したものを使っていた
コマ合せの為ね・・・・
映像のフィルム一本に、音楽、SE等5~6本同時に廻していた・・・
音用のフィルムは「スプライシングテープ」で・・・カッターも有って45度に正確に切れる。
普通の・・・1/4インチテープは・・マスターは切らない、だから部活、自宅以外ではテープの「切った張った」はやらなかったなー・・・
今でも買っているけどね・・・・スプライシングテープ・・・
ヒチコックの「ロープ」、あの当時、フィルムは20分しか持たない、それでロングカットに見せかけた技術は凄いと思う・・・・
映写機、今は何分持つのかなー・・・秒速24コマ、2時間で172,800コマ・・・二台の映写機で交互に・・・・あーーぁ忘れたナー・・・一巻き何分持つのか・・・映写機のロール・・・
あ!・・・35ミリのフィルムの話ね・・・
私はけっこううまかったんだよ。
曲と曲をつないだり、言葉を切って別の文章にしたり。
いまはパソコンで簡単にできそう。
あれ・・・写すのは・・・・わーーー、今の映画館って・・・何で写しているの・・・
ヤバイ・・・全く判らない・・・・
まさか・・・フィルムは使わないんだよね・・・
皆デジタル処理か・・・・
昔は「ネガ編」出来ると一人前なんて言われたけど・・・
和ハサミとアセトンでフィルムつなぐなんてのは・・・・今は無しか・・・・
カットごとに検尺してコマの数を・・・・なんてのは今は要らないのか・・・