FT8500という古いアマチュア無線機のバックアップ電池を苦労して交換した。
電池の場所や交換方法が難しかったので忘れないようにメモです。
144MHz/430MHzのトランシーバの設定が電源を切るたびにクリアされてしまう。
これはトランシーバに内蔵されているメモリバックアップ電池が切れている現象。
さて、これを取り替えようとふたを開けたが、
「おや??電池が無い」
裏のふたも開けたが、
「無い」
この手のトランシーバは、
”バックアップ電池の交換はサービスセンターに出す”
ようになっている。
このくらいのためにメーカに出すのもシャクなので、コントローラをはずし、コントローラ取り付け用カバーをはずしたら、
「やっとで出てきた」
これで交換ができるとおもったら、、、
電池は一般的な(100円ショップでも売っている)CR2016だったが、
なんと、
接続用のリード板が溶接されているタイプだった!
そして、それが直接半田付けされている。
秋葉原にいけばこんなタイプの電池も売っているだろうが、わざわざ買いに行くのもしゃく。
リード板(?)をはずして再度ハンダ付けし電池は挟んで厚手のテープで止めた。
うまい具合に、内側のケースがぎりぎりの厚さだったので、うまくおさまりました。
まあ、なんとか接触は保たれているようでした。
もう少し交換しやすくしてほしいなあ。
電池が奥の奥、見えなかった
手前のパネルの内側にあるスポンジ
ベチョベチョに劣化
何故、バックアップの電池をそんなところに
付けてしまうのか不思議
簡単な場所でいいと思う
私も機械メーカーに勤務してますが、いつもサービス部の人が「設計はメンテナンスする人のことをまったく考えていない」と文句言ってます。外せない部品が時々あって困るようです
チョッとした消耗部品くらいは簡単に交換できる様に設計しておいて欲しいです。
せめて蓋を開けてすぐ見えるところにあってほしい。
昔、ノートPCのバックアップ用電池の場所がわからずメーカサポートに電話したら、「交換は1万数千円かかります。個人ではやらないでください」と場所すら教えてくれなかった。