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時間差攻撃用のセミクイックはトスアップ後0秒54以降に打つ
Aクイックをマークしたブロッカーの手がネットより下に行くのは、下図のとおり、「4」の状態の時で、トスアップ後0秒54ですね。
これより早い時間帯、例えば、0秒38くらいだと、下図「3.5」の選手のとおり、ブロックの手がネット上に残っていることがあります。
速すぎるタイミングでセミクイックを打ってはブロックにかかってしまうのです。
この場合だと、トスアップ後0秒54後にヒッティングポイント(ネット上20cm)に来るようなトスアップをすれば、時間差のセミクイックはノーブロック状態で打てるということになります。(ノーブロックでなくても、ブロックのないスパイクコースが少なくとも一か所は与えられるってことになりますね。)
0秒55でヒッティングポイントに到達するトスの高さは?
このブロックの場合、一番早い時間差のセミクイックのトスは、わずかネット上35cmなんです。
これだと、ブロックの落ち際にスパイクすることができます。
え~~~、低すぎるだろう?
って思うかもしれませんが、実際ですね、このくらいのトスで時間差をやることはあります。
一番速いパターンでのセミクイックですね。
男子でもですね、ジャンプして、ネットより上でボールを処理しながら、セッターがこれに近い感じのトスを上げますね。
上の図と同じように、セッターの手から65cmしか上に上がらないトスで、Aクイックの選手が打てるか打てないかくらいのものです。
これを時間差で打って来るのです。
かなり、厳しい攻撃になります。
こんな危険性もあるから注意
ただ、相手のブロッカーがちょっと遅れ気味にAクイックのブロックに跳ぶような場合、こんなに速いセミクイックは逆効果で、ブロックが落ちる前に時間差のセミを打つこととなりますから、注意しないといけません。
あくまでも、0秒8でスパイクするようなトス(ネット上75cmの高さに到達するトス)を目標に練習はするわけですが、その場合の誤差の限界はどのくらいだろう?
って、感じでその限界を知っておいたほうが便利というレベルで把握しておいていただくといいかと思います。
では、今日はここまでです。
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