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弓引きポーズからスウィングへ
巻頭の図のとおり弓引きのポーズができたら、今度はそこから右手を前方に繰り出して下図のとおり、スパイクのスウィングを行います。
スウィングにおけるポイントその1・・・右手を鞭のようにしならせて繰り出す
ここでのポイントは、図の7~8を見て下さい。
右手の先はいずれもやや上を向いた頭の脳天の延長上くらいにあるでしょ?
で、肘の位置見て下さい。
7では手の先より後ろにあり、8では手の先より前にあります。
実は右手を鞭のしならせて出すには6の弓引きポーズから
右骨盤→肩→肘→手首→指先という順に前方に出していくというイメージで右手を振り出します。
スウィングにおけるポイントその2・・・左手を振りおろし折りたたむ
左手は6のとおり、上に残しておいて、そこから右手のスウィングに合わせて徐々に下ろして行き、
ボールをヒットする瞬間胸の前に折りたたみます。
この左手を下ろすタイミングが早すぎると、右手の力だけで打つことになりますし、打つ瞬間に体が落ちてしまうのですね。
私は、この左手を下げていく動作の善し悪しによって、重心を下げつつも、肩の高さをキープすることができると考えています。
空中での滞空時間が長いように見える選手というのは、左手の下ろすタイミング(そのほかにも要素はありますが・・・)が実にいいというのが、大きな要因になっていると思うのです。
スパイクを打ちやすくするには、空中で体を止める状況を作りたいところであり、そのための方法の一つが、左手の振りおろしのタイミングと考えています。
スウィングにおけるポイントその3・・・・左足1本で立った状態でボールをヒットする
図面の足は右足がグリーン、左足がオレンジ色で表示してあります。
で、最初は左足を前、右足後ろで弓引きポーズに入りますが、スウィングを開始したら、腰から回転を始めますので、それに合わせて、右足も前に出ていきます。
右足は意識して出す必要はありません。自然に任せておけば腰の回転に合わせて、ふわっと出ていく感じになりますからね。
そこで、床の上でスウィング練習する時から、この動きを意識してヒットの図10の瞬間左足1本で立つのです。
その時、左足先から右手の先を一直線にするようなイメージでスウィングします。
左足一本で立った状態でボールをヒットしますとと、ヒットした瞬間に自然にわずかに上げた右足がちょっと、前方に自然に振れる感じになります。
そんな感じになるようにスウィングします。
くれぐれも、右足を前に出すのは意識してはだめですよ。自然にそうなるようにスウィングするのです。
2日目はここまでです。
明日も、よろしくお願いします。
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