はじめに
沖縄には「いちょりば、ちょうでえ」という素晴らしい言葉があります。これ、「出会った人は皆兄弟」っていう意味なんですね。
それともう一つ「ゆいま~る精神」という助け合いの気持ちを大事にする土地柄があります。
そう言った精神を象徴する、沖縄独自のすばらしい大会をご紹介します。
新春バレーボール大会
浦添市で開催された新春バレーボール大会なんですが、ママさん、30代以下、40代、50代と年代別の試合が行われます。
試合はもちろん、真剣ですよ。
度肝抜かれた開会式
まず、開会式。
プラカードを持って、各チームが「軍艦マーチ」の曲に乗って、厳粛な面持ちで入場行進します。
最高です。
市長さんやバレーボール協会長等の挨拶のあと、ママさんの代表と30代以下の選手の代表が手をつないでアドリブの選手宣誓して、厳粛な中にも温かく、楽しい雰囲気が漂う、独特の開会式が終了します。
もう、この開会式見ただけで、沖縄の温かみを感じるような気がするのです。
試合が終わったら・・・・
決勝戦が終わるのは午後4時半ころでしたが、ページトップの写真良く見て下さい。コートのズ~ッと向こうのほう、緑色のシートが敷かれているのがおわかりいただけますでしょうか?
実はこれですね、大会終了後に行われる懇親会の準備なんです。
試合が終わって、午後5時から表彰式が行われ、そのまま、体育館の中で新年会が行われます。
一応、チームごとにテーブルが分かれて始まりますが、すぐに、300人近い選手役員が敵味方入り乱れて、宴会は盛り上がります。
で、その状況が下記の写真なんですが、地元のママさんチームによる、出し物もあって、なかなか切れのある素晴らしいダンスを披露してくれました。
この、ハートが何とも温かくて、素晴らしい大会です。
バレーの練習時間を削って、この出し物の練習を真剣にしてくれたんでしょうね。
私は、こんな沖縄の人たちが大好きなのです。
新年会が終わったら・・・・
当然、そのまま、飲み屋に流れます。
昨日は私も、他の4チーム位のメンバーと一緒に、市内の居酒屋に移動して、ああでもない、こうでもないとバレーボール談議に華を咲かせました。
県内の大会等の多くは、選手登録のことなどもあまり厳しくは言いませんしね。
ほんとに和気あいあいという感じで、これが、沖縄県のバレーボールを支えているのだな~と思います。
ほんとに、楽しいですよ。
練習の度に飲み会というのが、ちょっと大変ですが、これも飲み会の文化がある沖縄ならではのことで、その分のメリットもきちんとあります。
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そうなんですね。
ママさんバレーも、監督も女子でないとだめとか、ボールは白でないとだめとか、いろいろ決まりがあるようですね。
聞くところでは、ブロックした後に同じ選手が再度ボールに触ると、ダブルコンタクトを取られるっていう話もあるようですが・・・・・。これは一部の地域だけなんでしょうかね・・・。
ユキチさんが言われるように、あまり、難しくしないほうがいいのですけど、チームによっては、他のチームのこと役員にクレーム付けたりするところもあったりして、いろんな要素が絡み合って、結局、難しいものになってるのかもですね。
皆で楽しくやりたいものですけどね・・・。
いいですね、年代別とか・・・
大体「ママさん」というくくり方が、ずっと気に入らないんです。
バレーボールを楽しみたいなら、広げたいなら、自分たちで首を絞めるようにルールでしばらないほうがいいのになあって思う、地域とかありますね。
これ、ほんとにすばらしいでしょ?
最高なんです。
バボさんがおっしゃられているのは、宮古島ですね。あそこの伊良部高校がインターハイに出場しました。昨年のインターハイの男子バレーは宮古島で開催されたのですね。で、沖縄県からは、伊良部高校と西原高校が出場しました。
バレーも盛り上がり、懇親会も盛り上がる。。。
ホント素晴らしいです!!!
そう言えば前にTVで見たのですが、南の島で島民のほとんどの方がバレーボール経験者って島がなかったですかね~???
確かそこの島の高校が沖縄代表だったような…!?
私、沖縄県バレーボール協会の廻し者でもなんでもありません。
しかし、沖縄のこのおおらかさはほんとにすばらしいと思うのです。で、ここに交じっていること、ちょっと自慢に思う次第なのです。
こんな雰囲気があるから、チームを渡り歩きながら、全国制覇を目指す選手もいましてね、昨日の敵は今日の友ってな感じで、皆兄弟みたいな感じなのです。
ほんとに、いい感じなんですよ。
助け合いの心も。
バレーボールに通じるもの沢山ですね。
飲み会も大事です^^
プレー以外の大事なコミ二ケーション。