ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

レフトセミを克服する(その18・・・ライト側からのダイレクト第4段階に再挑戦)

2014年01月12日 07時53分26秒 | アタック練習

はじめに
さて、今日は再度体育館で自主練習する場合のレフトセミ克服に向けた練習方法についてお話します。
前回の記事でゴム紐ネットでのダイレクトスパイクの練習について挑戦していただきましたが、あのスパイクができるようになったら、今度は下図の第4段階のダイレクトに挑戦していただきます。
しかし、今度今までとは少し変わった形で打っていただきます。
しっかり、イメージしながら挑戦してみてください。

それでは、本日の記事に入ります。

これまでの練習の整理
上記図を見て下さい。
昨年の自主練習で、友達がピンクシャツの位置から→●とトスアップしたボールを●のとおりダイレクトスパイクした時、実にうまく打てたということでした。

その時のかりんさん(アタッカー)の助走コースは黄色シャツからシャツのとおりでした。
つまり、トスが上がってくるほうに向かって走り込みトスが来た方に打ち返す形でダイレクトスパイクをしていたわけです。

そこで、このイメージを大事にしながら空中で少し体を左に捻る等しながらもう少しクロス側に打つようにし、最後は、スパイクしたボールがネットの手前側に落ちるくらいまで、コースを超クロスに打つようにしてみましょうというのが昨日の話だったわけです。

上記図でどこまでコースを変えて打てるかということになるわけですが、まで変えられたら最高です。でもくらいまで変えられれば、本日の練習は可能となりますので、昨日の練習と平行して本日お話する練習にも取り組んでもらうといいかと思います。

本日の練習
さて、いよいよ本日の練習です。
下図を見て下さい。
ピンクシャツの友達にはゴム紐ネット(赤線で表示)を挟んだ正面からトスしてもらいます。
このトスは正に、昨年体育館で検証していただいた時の第4段階のトスと同じ方向からのトスになります。
あの時3段階以上のトスは打てなくなったということでした。
でも、今度は打てるはずだと、私は確信しています。

今までの練習のイメージとこれから私がお話する考え方をしっかりイメージしながらこのトスに挑戦すれば必ずスパイクできます。
ひょっとすると、ビックリするくらい絶妙のスパイクが打てるかもしれません。
そして、そのスパイクを方向に打つことができたら、最低限の目標、レフト側の噴水トスを打つという目標達成は、もう、目の前にあると考えてもいいと思います。

練習のポイント(助走コースを変える)
これが、極めて大事です。
まず助走のコースを変えてもらいます。
つまり、昨年の検証した時のようにライト側からネットに対して斜めに走り込むのではなく、黄色シャツから赤シャツのとおり直角に助走してほしいのです。

助走距離は、昨年の検証時にライトセミ位置からダイレクトして、第2段階のトスをスパイクした時と同じにします。
ただ、異なるのはその助走コースをネットに対して直角にするということです。
そして、そのスパイクを、まずは方向にスパイクし、
そこから徐々に
      という具合いに徐々にクロス方向に打ってもらいたいのです。

ココで注意してほしいのは、今度はネット越しに打つ訳ですから、スパイクはネットを越えて、反対側のコートに入るようにしてもらいたいと思います。

本日ここまでです。
次回はここからさらに発展させ、ライトセミの位置から斜めに走り込んで、この第4段階のダイレクトスパイクをする方法についてお話します。







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