ウロコナイ釣行

ウロコのナイ釣行記。
バイク釣行。

Kさんの置き土産

2021-03-25 11:58:49 | マルイカ
①2015.6.21(日)

茅ヶ崎 一俊丸


初挑戦は、パカパカ釣っている人の傍らで、まったく釣れませんでした。

シロギス竿のせいにしておきます。
だって、人間だもの。

釣れはしませんでしたが、少しはマルイカのサワリが取れたので、


フグ釣れなくて、お蔵入りしていた湾フグ竿をひっぱり出しました。

湾フグ竿なら、シロギス竿よりも竿先に出るはず、うっしっし。

我ながら、浅はかです。


スタートフィシング〜

西に東に、近場を探索
エボシ岩→平塚沖→エボシ岩→江ノ島沖


今日は、1杯、釣れました。


 
サワリなんて分からず、
たまたま釣れたというかんじ。

そのまま、1日、サッパリちんぷんかんぷん。

なぜ?

湾フグ竿でも、わから〜ん。


船中 0~38杯

なんで38杯も釣れるんだ。




②2015.7.5(日)

茅ヶ崎 一俊丸


湾フグ竿のせいにしておきます。
だって、人間だもの。


ダイワ BJイカダメタルチューン、買いました。

は?
なにそれ?
イカダ釣り用の竿?
って、思いますよね?

私も思いました。

村越正海さんが、釣り情報で、マルイカ用に使っていたんです。

竿先の直角な曲り方が、KZ名人自作のゼロテン竿に、そっくりじゃありませんか。

しかも、メタルトップなので、きっと折れません。


うしし、今度こそ、サワリ、取れるっしょ。

もう、うっしっしが止まりません。

我ながら、浅はかです。
 


実は

この村越さんの記事も、
半田丸の伴さんに見せました。 

村越さんとは親しい間柄と、ことわりを入れた上で、

『彼も商売だから、竿、売れる記事書かなきゃならない』とのこと。

はい。全く意に介さないという意味ですね。


でも、結局、買っちゃいました。

だって、村越正海さんが勧めるんですから、きっと釣れるに違いありません。

つくづく我ながら、浅はかです。
 


この日、海が悪かったです。

前半、エボシ岩〜江ノ島沖、ウロウロします。

イカの反応少なく、カメギ根まで、ドッタンバッタンと遠征しました。


場所が変わるので、期待しましたが、

結局、再びの 0杯に終わりました。


釣果欄、メモ取り忘れましたが、たぶん、

0~20杯とか、そんなかんじ。


マルイカ担当は後藤行介船長ですが、今回は都合つかず、堂満貴之船長が担当しました。
 
終了後、堂満船長が、
釣果確認のため席を回って来たときのこと、 

船長、びっくりするほど大きな声で、

「ンアァァァ、ン~~0杯、ゴメンナサイ~~!」


今でも、感謝しています。あたたかい言葉で、人柄がにじみ出ていました。

私に気を揉んでくれていたんだな。

0杯で、むしろ、ゴメンナサイ~~です。

ホスピタリティ、完ぺきな船宿です。

後日、根魚狙いで、一俊丸を訪れたとき、席はくじ引き制になっていました。

好きです、平等。

 
タバコは、デッキで吸うとか、分煙されていました。

嬉しいです、タバコ吸わないので。


ですが茅ヶ崎港は、私にとって問題があります。

駐車場が砂地のため、バイク駐輪できません(ズブズブズブ)。

一俊丸の道具運搬用車スペースの奥に好意で停めさせていただくのですが、

いかんせん、私のバイク、デカい。邪魔過ぎて、心が痛みます。
 
船着き場までの道が舗装されていれば、直接、乗り入れられるのですが。

 
その年の夏も終わる頃、

釣りの大先輩Kさん(仕事でお世話になりました)が、癌でお亡くなりになったと聞きました。

お亡くなりになったのは、

2015.6.21(日)、早朝だったそうです。


一俊丸でようやく1杯釣れた、
マルイカ2回目の、
あの日の早朝、旅立たれたそうです。

確信しています。

Kさん、バレてますよ、
ありがとうございました。

「1杯も釣れないのか、しょうがねぇな、ホレッ」

と、私のスッテに1杯、引っ掛けてくれたんですね。
 
  
その時の置き土産が、冒頭の写真です。