ウロコナイ釣行

ウロコのナイ釣行記。
バイク釣行。

濱生丸の門を叩く

2021-03-31 09:58:33 | スミイカ
2019.1.27(日) 

八幡橋 濱生丸(鴨下丸)



伝統釣法で狙う、テンヤスミイカやりたかったんです。

マニアックな香りがプンプンします。レパートリーの1つに加えたい。


検索していると、

カリスマ船長とか、
望月道場とか、恐ろしげなワードがヒットします。


いやぁ、ちょっと怖いな。

でも、

上手くなるためなら、シゴいてもらいたい気も、するかな。


代用できる竿は無く、専用竿が必要らしい。道具からしてすでにマニアックです。

おっ、カリスマ船長プロデュースの専用竿がオーダーできるのか。

いいじゃないの、その竿なら間違えないっしょ。
ていうか、その竿が欲しいっ。


濱生丸常連の【みのろうの釣り雑記】を拝読し、
なんとなくですが、望月船長の優しい人柄を知りました。

みのろうさんのおかげで決心がつき、

望月船長にTELし、ZieL 墨烏賊 type Sを注文しました。
何色にでもしてくれるとのことでしたので、和竿風に。

完成の知らせを受け、予約を入れました。
↑カッコイイ。

座席表にはすでに名前が書いてありました。船長が座席を割り振るようです。
右舷胴の間に私の名前がありました。
 
船長に1番近く、指導を受けやすい左舷胴の間を内心、期待していましたが、
初心者グループさんに割り振られていました。
バランス良く考えて割り振っているようです。

座席表、左舷トモ寄りに、みのろうさんの名がありました。今日、乗船するんですね。

受付後、近くのセブンでみのろうさんに遭遇しました。
声を掛けるチャンスでしたが、勇気出せませんでした。

出船までしばし、店内で常連さん達の会話がはずみます。 

みのろうさんのブログに時々登場する、職場の先輩(ミスターX)がいます。

【ハルちゃん釣り名人計画】のハルちゃんのパパまでいます。
湾フグ挑戦した際、パパの記事、読みました。

有名人ばかりじゃん。そんな中、

ウロコアル魚用の竿、電動リールを売りさばくため、黙々とヤフオクに入力する私。

ウロコナイ釣り師になります。
そんな2019年、幕開けでした。



出船前レクチャーです。

「初めての人、教えるから、こっち来て〜」

「シャコが短いときは、しっぽ側の竹串を余らせる。」

「竿と糸の角度、直角、90度にして、4秒待ってシャクる。」

「9:00→10:30の角度に持っていく感じ。シュッ、シュッとこんなかんじ。」

「リールが支点。カッコ良くシャクって。」


ポイントに到着し、いよいよ、第1投目、フライングで投入した客がいました。

「何やってんだよっっっ(怒)」
と、アナウンス。

ひょえぇ、こえぇ、ガラ悪い。
 
ミヨシでチェーンスモークの客には、
「そこ、風上だから、少し遠慮して(怒)」と、アナウンス。

カッコイイ。客に媚びたりしない。
常識ないと思う客には、言いづらいこともズバッと言う。

こういう船長いるんですね。

常連客が沢山ついているのは、釣らせるからだけじゃなくて、船長の人柄にもあるようです。

開始まもなく、隣りとまつった私のところに駆けつけ、

「スッテは外しましょうか」と、優しく、丁寧な言葉づかいでアドバイス。
ツ、ツンデレ指導法ですか?
いつ巻いたか忘れるくらい古い、(たぶん)PE2号を巻いたアンバサダー4500Cを使いましたが、

シャクった拍子に2回、ブチリと切れまして、テンヤ2つが海に消えました(涙)。

PE、劣化していました。
反省です。

デカいハンドルに付け替えていたせいでしょうか、ハンドルが手に触れやすく、

アンダースローする際、クラッチがすぐに切れ、テンヤが宙で急ブレーキをくらい、びっくりします。

ブチッ、とぶっ飛んで行きそうになること、5~6回。ヒヤヒヤでした。


スミイカはそう簡単ではなく、なかなか乗ってくれません。チップもありません。

右舷7人のうち、取り残されていたのは私だけだった気がします。


そろそろ、ボウズを覚悟した、13:30、

ガシッと乗りました。
ウオォォォォ。
ついに乗りました。
船長、すぐに来てくれて、

「いったん顔出したら止めて」

「タモ入れるから待って」

「クラッチ切んなきゃ、竿折れちゃうよ」 

喜びに浸る間もなく、叱られました。

あ〜、釣れて良かった〜
1杯の喜びが大きい釣りです。
1杯とボウズとでは雲泥の差ですから。
   

釣果欄は、0~11でした。



下船後、速攻でバイクに跨り、帰宅。
初場所千秋楽、貴景勝初優勝の中継に間に合いました。

首都高でささっと通える範囲の釣行、良いなぁ。