2023.5.28(日)
検証の仕様がありませんね(涙)
でーん。
お〜
桜井丸。
主に、ここで見分けます。
ソフトな感触で何かが掛かり、
あまりの小ささに笑うしかありません。
8匹目。
丁寧にさばいてもらえます。
大洗 光来丸
フグ釣りだってのに、
キンメ竿をひっぱり出したりなんかして、
ふざける気満々でいましたが、
大洗船も鹿島船も、
まったく釣れておらず、
更新された釣果欄を探すのが困難なレベルです。
こりゃ、明日、釣れないな…
坊主もあるな…
かくなる上は、
1匹釣るのを目標とします。
であるならば、
さすがにキンメ竿は危険でしょ。
せめて、見た目だけでも真面目にやらないと、
船長にバカだと思われます。
いや逆だな…
バカだと思われる分には構いませんが、
私にバカにされていると船長が勘違いしたら、
出禁になってしまう…かも知れません(笑)
よし。
フグ竿、持って行こ〜
4:00到着。
ところで、
師匠のMさんは、私をイジるのが好きです…
が、
中乗りのIさんをイジるのは、
もっと好きみたいです。
そのIさんが同じ右舷に入るので、
Iさんに、
写真を撮ってMさんに送りたいとリクエストすると、
『ちょっと待ってね。』と、
わざわざ上着を脱いで、
光来丸シャツを見せつけてきました(笑)
サービスいいな〜
『後ろ向いちゃうんですか?』
とイジる私に、
笑顔と茨城なまりが返ってきました。
『シャツと髪型でオレって分かっから。』
ふふふ…楽しいお方です。
4:30出船。
南へ40分。
大竹沖にて、
スタートフィッシング〜
水深は26m位。
少しずつ南下し、順番にポイントを探っていきます。
今日は、
『死んだイワシ釣法』をします。
空アワセせず、
フグが勝手にカットウ針に絡め取られるまで、ゆっくり竿を上下させるだけの向こうアワセ釣法です。
イメージとして、
死んだイワシがゆっくり沈み、
着底したら、
潮でふわりと浮き上がるかんじです。
イワシは使いません。
普通にアオヤギを使います。
タイトルが紛らわしくて、ごめんなさい。
私の、
昨年のフグ最終日7/18は、
死んだイワシ釣法で、無双状態、ひとり勝ちでした。
とはいえ、
実は当の本人ですら、
どうして向こうアワセで釣れたかなんて、
わけが分からないまんまでした…
ので、
『死んだイワシ釣法で、本当に釣れるのか?』が、
今回のタイトルです。
ま、
だ〜れも、
ぜ〜んぜん、
釣れないので、
検証の仕様がありませんね(涙)
だいぶ時間が経った頃、
ようやくアナウンスで、
『水流します。ホースの先をひねると水が出ます。』
ついに釣れたのか〜と思いきや、
続けざまのアナウンスで、
『釣れたのはカレイです。外道です。』とな…
その次は、
私のとなりのとなりで、
竿がぶち曲がりました。
デカそうです。
うらやましいぞ。
こっちにも来いよって、ワクワクしていたら…
ダイナンウミヘビでした。
デカっっ。長っっ。
その次は左舷ミヨシ。
私の後ろで、
ついにフグが釣れたと、
一瞬、喜びの声が上りましたが、
サバフグでした。
船長もトホホです…
いよいよやばくね?
8:00を少しまわった頃、
低速で次のポイントに向かって、
少しずつ、
南下していたところ、
そのままエンジン全開となりました。
これは〜
ひょっとしてもしかして〜
鹿島船に呼ばれた?
すでに3時間、
船中、未だに0、
私は外道すら掛けられず、
意気消沈していましたから、
期待に胸が膨らみます。
GOGOGOGO〜
南へGO〜
鹿島の真沖のちょい北、
まぁ…ほぼ、鹿島の真沖でエンジンスロー。
大船団でも形成されているのかと思いきや、見渡してみても2隻のみ。
桜井丸と長岡丸。
ふ〜ん。
さて、どないなもんでしょう。
水深36m。深い。
よっしゃ〜
やるぞやるぞ〜
右舷トモで、
カットウでは無く、
エサ針をそのままバックリくわえたジャンボフグが上がりました。
デカ〜
けしてノリノリの活性では無く、
ひと流し、
片舷でようやく1~2匹、
釣れたり釣れなかったりの、
渋い展開です。
ここは真面目に、
心を込めて、死んだイワシを演出し、
ふわ〜りふわり…
そしたら、ついに、
ちゃんと掛かりました。
嗚呼…本当にこの釣り方でいいんだ…
うひゃひゃ、重い。
ゴンゴン引くな。
イシガレイだったら嫌だな。
でも…たぶん…この引きは…フグだと思う…
時折、
巻く手を緩めるくらいの抵抗をみせて上がったのは、
やっぱり、
でーん。
本命、良いサイズ。
食わせ仕掛けが、
となりのとなりの方のPEと、
グシャグシャにオマツリして上がってきましたので、
食わせ仕掛けはもういいや…
ズタズタに切って捨てて、
今日はもう使いません。
カットウ仕掛けのみにします。
程なくして、
2匹目が掛かりました。
よいしょ〜
追いアワセをグンッと入れます。
やっぱり、
死んだイワシ釣法で掛かるじゃん。
この2匹目で確信に変わりました。
水深深いので、
長〜く楽しんで、
上がってきましたよ〜
お〜
これも良いサイズ。
私と同じ右舷の方々も、
左舷ミヨシの2人も、
つまり見渡すかぎり、
まんべんなく釣れているようです。
本音を言えば、
頭抜けて、
無双状態を味わいたいところですが、
そう上手くはいきません。
まんべんなく釣れて、
船長はニンマリでしょう(笑)
桜井丸。
下船後、船長に聞いたところ、
呼んでくれたのは、
長岡丸とのこと。
長岡丸、ありがとう〜
と同時に、
ていうかむしろ、
船長のネットワーク力のおかげです。
船長、ありがとう〜
そして、おめでとう〜
鹿島船だって、
昨日まではさっぱり釣れていなかったわけだし、
難しいですね。
場所により、
底荒れが取れてきたのが、好転した理由でしょうか?
この日に乗れて、運が良かったです。
前半さっぱりだったポイントも、
きっと、
すぐに底荒れが取れて、
バリバリ釣れ始まることでしょう。
Iさんが大物を掛けたようなので、
カメラを起動させ、
待つことしばし…
ある意味、期待を裏切らない男です(笑)
かまぼこ作るのかしら?
周りではちらほら、
ゴマフグ、
ゴマフグとのハイブリッドフグも釣れているようです。
持ち帰り厳禁です。
光来丸では、
ゴマフグ、ハイブリッドフグはもちろんのこと、
色の違うフグは、
トラフグまでも、外道として釣果にカウントしていないようです。
この、
フグカラーがのちのち、
竿頭レースの行方に影を落とすことになろうとは…
ハイブリッドフグの見分けが付かない方も多いようで、
人によっては自分でも何匹釣っているのか分からない、
ハズレ付きレースです(笑)
主に、ここで見分けます。
真ん中の尻ビレが黄色いのが、
ゴマフグとショウサイフグとのハイブリッドフグ。
ソフトな感触で何かが掛かり、
軽いので、
ゴミかと思ったら…
あまりの小ささに笑うしかありません。
秋にまた会おうぜ〜
大洗まで北上して来いよ〜
と、リリース。
Iさんの、おさばきタイムが始まりました。
右舷ミヨシの私のフグからさばいてもらいます。
3匹追加してたので、現在5匹です。
竿頭は無理っぽいな。
ポポポンと追釣すれば、
イケるかんじもしますが、
ビミョー。
なんかイマイチ。
去年みたいな無双状態にはなりません。
ポツリ。
ポツリ。
ポツリ…で、
8匹目。
この8匹目は、
仕掛けが船の下に入り込み、
糸を出しすぎると左舷とオマツリするかもなので、
糸を出さず、
宙ぶらりんにしていたら、
勝手に向こうアワセで掛かりました。
そんなんでも釣れるのかいっ(笑)
最後の最後になって、
本日、イマイチな原因は何か、
自己分析。
死んだイワシをイメージし過ぎたから?
『ふわり』すべきところ、
『じんわり』してたかな?
丁寧過ぎたかな?
時折、
勢いよく舞い上げてみたり、
色々試して見るべきだったかな?
そんなことを考え、
強めに海底から舞い上げたら、掛かりました。
おっ、しめしめ。
でも、
時すでに遅し。
追釣ならず、
9匹にて終了〜
修整したとたんに掛け、
時間切れとは…
悶絶。
竿頭9匹(3名)
船中3~9匹。
となりも9匹で竿頭でしたが、
ゴマフグもハイブリッドフグも釣っていらしたので、
気分的には負けました…
楽しめましたし、
良い日でした。
丁寧にさばいてもらえます。
血とか付いていません。
Iさんのうんちく、
『肝臓、耳かき1杯で、千人殺せるらしいですよ。』
怖っっっ。
実は
サメの写真を撮っていて、
こっそりMさんに送ったことを事後報告し、
自分を棚に上げ、
『MさんはIさんのこと、イジるの好きですから〜』
と、姑息にも主犯をMさんにすり替えることに成功(笑)。
Iさん、大笑いしましたが、
続けて曰く、
『オレ、いじられキャラじゃないんだけどな〜』
って…
えっ?
夕方。
釣果欄を見たMさんから、
祝福のLINEが届きまして、
『雪が降るから、子供には明日は長靴で幼稚園ねって、うちの嫁が言ってます。』
オレも、いじられキャラじゃん…
Iさんと、いじられコンビ結成だな(笑)