ウロコナイ釣行

ウロコのナイ釣行記。
バイク釣行。

ネチネチやってみて〜

2021-03-19 16:00:18 | タチウオ
2020.1.19(日)

川崎 中山丸



2018.12.16
冬タチXデーを堪能しました。

それに味を占めて、2020.1.19、次のシーズンも冬タチを狙いに行きました。


前回はどんな誘い方でも釣れましたが、実際のところ、冬タチの誘い方って、どうやるのかな?


あれこれ検索して、


nekochariさんの【火曜釣行】に行きつきました。

タチウオに悶絶し、アレコレ試した誘い方を惜しげもなく公開しているところに感銘を受けました。


船上の様子が、臨場感たっぷりに書かれています。

釣れなかった時のこともまた、リアルですw。



タチウオは川崎沖・横浜沖でフィーバーしていました。ずいぶん湾奥で釣れるんですね。


当日のポイントは横浜沖でした。
デカい船は、投錨してます。
中山丸(ミドリ)は、3隻出しでした。


水深30~50mと浅く、
指示タナは底から4~15mと広かったです。
それにしても、かなりの船団ですね。
 

船長のアナウンスでは、
「ネチネチやってみて〜」
「ネチネチ、掛かるまで辛抱強く〜」


てな具合に、ネチネチというワードがリピートされます。

何cmどうしろとか、
何秒どうしろとか、
何回どうしろとか、
細かい事は言いません。
 
素晴らしく、シンプルです。

ネチネチ
には、きっと、

ネチネチと、小さく誘え、大きく誘うな。

アタっても、モタレても、アワせるな。掛かるまで、乗せるまで、
ネチネチ辛抱しろ。

ジッとしているだけでは、居食いされ、飲まれて、タチウオ君サヨウナラになるので、休まず、
ネチネチし続けろ。

とかの意味が込められているんですね?
 

当日の私の結論はというと、

「フワリフワリと、優しめに誘い、ぴたりとステイ」
 
とのこと。

当日の自分のメモが残っていました。

なんだか、単純と言いますか、工夫が足りないような気がしますね。


ですが、正解はあったのかしら?
とも思いました。


もしくは、正解は1つだけ?
いくつかあるのでは?
とも思いました。


というのは、
私の両隣、合わせて3人の釣果は似たりよったりだったのにも関わらず、まったく違う誘い方だったからです。


左どなりの方は、
20cm幅、速いスピードでシャクり続けていましたし、

右どなりの方は、
竿いっぱい、ゆっくり大きくあおり続けていました。


ところで、
左の左の人、
 
飲んで〜 飲んで〜 飲まれて飲んで〜
上まで上がらず、ブチリ、スカッ。
の、連続でした。まったく釣り上げられません。


思うところがあり、助言しました。

「ひょっとして、ステイし過ぎではありませんか?」

ですがその後も、飲まれまくっていたようですね。



タチウオの歯、キレッキレ過ぎ問題。

かく言う私も、ハリのロストは10本。多すぎ。

改善の余地、ありありです。

 

アタらない時間帯もありました。
イロイロ試したところ、

指示タナを無視した、底からのサソイアゲでチョイチョイ乗せました。
いろいろやってみるもんです。

ですが、コレって、コマセ釣りの時みたいに反則だったりするのかな?



中山丸(3隻の高低)
5~42
 
私16

1匹がデカかったので、21Lクーラー、ソコソコMAXでした。


君、ウロコナイね〜

2021-03-18 12:05:32 | タチウオ
2018.12.16(日)

川崎 中山丸



ウロコナイ釣師になると心に誓い、最初の釣行がこの日のタチウオでした。


そういえば、タチウオにウロコないな。
久しぶりにタチウオやってみるか。

ってなかんじ。
 

どれどれ。
おっ、けっこう釣れてるじゃん。
シロウトにもソコソコ釣れんじゃね?


さてと、どの船に乗ろうかな。
人気者のタチウオだから、船は選び放題ですね。


おっ。
中山丸の釣果欄、いい感じだぞ。
文章が長すぎず、読みやすい。
それでいて内容が濃い。
釣果を盛っていない感じもする。

なになに?
冬タチXデー?
冬の集団大食い大会みたいなこと?

たしかに、爆釣してるしなぁ。


てことは、Xデー前は釣れていなかったってこと?


たしかに数日前の釣果欄は、爆釣していない。


そして、

「もうすぐ冬タチXデーが来そうです。いつ来ても良いように準備してね。」みたいな事、書いてあるぞ。

ほほぅ。いいこと教えてもらったぞ。中山丸に決めた。


さらに、

「今すぐ来てね。いつ終わるか分からないよ。」みたいな事も、書いてあるぞ。

こりゃ、さっそく行かねばなるまい。



バイク釣行なので、冬の早朝、家から近いのも助かります。

首都高速、山手トンネルの入口付近に住んでいます。バイクにとって山手トンネルの夏は地獄ですが、冬は天国です。

山手トンネルから出て、まだ身体が芯から冷える前に着いてしまう距離です。



周りの方々を見て、電動リールの小型化に驚きました。ちっちぇ〜。
考えてみれば、PE2号以外の指定ですから、リールも小さいわけですね。
時代だな。


竿は、釣友のAさんから頂いた、極鋭ゲーム165センサーを使ってみます。


使えそうな電動リールはSHIMANO 3000Hだけです。沖イカ用でしたが、いちおう、竿にはくっつくみたいだし、ま、いいか。

PE2号を適当に巻き付けました。3000Hのスプールがまだスカスカですが、ま、いいか。

OK、OK。



深場をメインに遊んでいた私。
電動リールといえば、しばらく、

PE8号800m
PE12号1400m

の2択でした。

細いPEと小型電動リールを前に、浦島太郎です。



多少は予習したつもりでしたが、阿呆です。

冬タチなのに、夏タチの記事を予習していたようです。



予習どおり、サオをブンブン振り回したら、すぐに釣れました。うっしっし、さすがは冬タチXデーです。


ところが、すかさず、船長からご指導を賜りました。
「この時期はそんな誘い方じゃないよ〜」

ちゃんと見ていらっしゃるんですね〜


ていうか、

私の竿の振り回しっぷりが、よほど目立っていたのでしょうか。

 
結局、ま、冬タチXデーのおかげで、ギュンギュンに乗りまくりました。


シャクった竿が、ガッと止められ、
電動スイッチオンすれば、細竿がヤバいほどしなり、


リールが唸り声を上げ、


ギュンギュン、ギュンギュン、激しく突っ込みます。


こりゃ、たのし〜


4回に1回は、針を飲まれて、タチウオ君、サヨウナラでしたが。


結局、21リットルクーラーに、とぐろマキマキ、無理やり押しつぶし、浮いた蓋を、無理やり閉めるほどに釣れました。

何匹釣ったか、忘れました。



中山丸さ〜ん、

受付から道路に下りる、木製のスロープ、ツルツル過ぎて、非力なオジさんには、クーラー片手に恐怖です。

か、階段だと、ウ、ウレシイ、、か、かなぁ、、、


※後日、スロープにストッパーが付いて、階段みたいになりました。

アンナちゃん

2021-03-17 12:26:07 | タチウオ
2002.11.2(土)

新安浦 こうゆう丸(午後船) 



タチウオ、初挑戦でした。

その日、下手くそが下手くそなりに、導き出した答えは、
 

「1mを2秒かけてシャクリ上げ、アタリがあってもアワセず、乗せる。カワハギといっしょ。」

というもの。
そして、

「でかい。うまい。おもしろい。」
「塩やきgood。脂がすごい。」

って、当時のメモにありました。

釣果は2匹でした。




②2003.2.8(土)

新安浦 義和丸(午前船)



当時のメモによると、

「新造船割引、満席でどうなることかと思ったが、潮が流れていなくてオマツリはなし。」

「こうゆう針を、真似て自作したが、チモトがプラプラしすぎでダメだった。」


そういえば、

ワイヤーとスリーブで変な仕掛け作ったな。

その日、下手くそが下手くそなりに、導き出した答えは、

「シャクリ方は5時から2時まで、けっこう速めにシャクリ上げ、止めるというパターン。」

釣果は5匹でした。



そうそう、

新安浦港に目が覚めるような美人がいました。
こうゆう丸関係者のようでしたが、

娘?親戚?高校生バイト?

ハーフっぽい顔立ち。

当時、勝手にアンナちゃんと命名していました。
 
アンナちゃん、元気にしているかしら。


タチウオの釣り方なんて、とうの昔に忘れ去っていたのに、

勝手に名付けた女のコの事は覚えてました。

アオリイカ命、泰平丸

2021-03-15 21:28:13 | アオリイカ
2020.11.21(土)

小田原新港 泰平丸
シャクリアオリイカ


とあるブログで読んだ、
泰平丸 鈴木船長のアドバイス↓


『エギは4秒でシャクるといいよ。そうすると、エギが落ちきる前から動くから、アオリの興味を惹くよ。』

『シャクリは加速でなくて、初速が大事。』

『竿先が押さえ込まれる《前アタリ》が取れたら、竿先を送り込んで1~2秒待ち、ゆっくり竿を立てる。そこで、シャッとアワセるとバレる。こうやってベテランは釣果の半分をとる。』

『チップした時も、同様に竿先を送り込む。慌てて上げない。』
 
 

そして、

ホームページには、
《アオリイカ命!》って書いてある…

並々ならぬアオリイカ愛(笑)


泰平丸に乗って、
鈴木船長の指導を受けたい。


予約。
仕掛けを聞きました。

『秋ですが、エギは4号でいいですか?』

『小田原は季節関係なく、3号、3.5号がいいよ。イカもそんなに大きくないし。』


ヤバい。
4号しか持っていない。
メルカリポチリ。
3.5号を1つ、中古で買いました。




6:30。

くじ引き、4人。
ココになりました。
私はC。
(便宜上、A席はAさんと呼びます。)


予約した時から感じていましたが、
船長、穏やかです。
親戚の叔父ちゃんって、かんじ。

《アオリイカ命!》とか書いてあったので、
ゴリマッチョ、体育会系かな…と、身構えていたのですが、

真逆でした(笑)


ネット情報どおり、
船長のエギチェックがありました。

全6本のうち、
合格は1本のみ。
最後に買った、中古の3.5号でした(汗)

買っといて良かった…

『あと、これとこれも、ま、いいかな』と、
2本おまけで合格。
3本の許可。

はい。素直に従いますよ〜


出船前、個人授業。

『4秒に1回、竿が折れるんじゃないかというくらい強くシャクる。』

『タナは底から2m。』

『ハリスが4m。』

『水深を言うから、水深−6m糸出して。』

『竿先に水面を合わせたところからシャクるから、竿先に−6mでピタリと合わせればいいよ。』

ふむふむ、ナ〜ルホド。


タナ、
底から2mなのか…

魚探でアオリイカの反応を見るのかと思いましたけど、
違いました。
根の上を流しつつ、
魚探では水深を見るんですね…


野毛屋では水深ではなく、
PEを何m出すか、アナウンスでした。
勇治船長が毎回引き算してくれていたんですね。

 
 

では、

がんばって、引き算(−6m)するか…
引き算し続ける釣りって、あるんだな(笑)



小田原港と真鶴の中間、根府川沖まで南下し、そこからスタート。

ポイントを攻めつつ北上し、
やがて、小田原港を通り越し、
東へ、国府津沖まで攻めていきました。

ドン深なので、岸の近くを流します。
ずっとです。


頼朝が隠れた石橋山、
山が落ち込む真鶴の海岸、
砂利浜続く小田原の海岸、
富士山、
風光明媚。


Bさんが1杯釣りました。
共同の生簀に入れるんですね。
漁師みたいで、カッケ〜

安全ピンで目印付けておくのか…ふむふむ。
 
 

やがて、お昼頃、
ムムム、エギ、かじられている!

かじられたの、初めて。

やる気がでるよ。


船長を信じ、4秒に1回、鋭くシャクり、


13:10。 

乗ったー
3.5mの竿がひん曲がりました。

ゆっくりゆっくり巻きます。
たまらんぜよ。
船長のタモに無事、ネットイン。
ふぅ~

やはり、最初に合格をもらったエギでした。



え?

すぐさま、
船長はAさんのタモ取り。

気づきませんでした。
恥ずかしい。
自分のことで手一杯でした。


Aさん、
シャクっていないそうです。 
私のタモ取りをしようとして、
仕掛けを少し巻き上げたところ、
いつの間にか乗っていたとのこと。

↑《前アタリ》が出ていたのかもしれませんね。


Aさんは、Dさんの連れで、
『釣った気がしないなぁ』
と、Dさんに照れ笑いしています。

聞けば、
群馬から圏央道で来ているとのこと。
圏央道、便利ですね。


Aさん、
『釣りしに来てるんじゃなくて、船長の顔を見に来ているんだ。』
と、笑っていました。

素敵。

 

やっぱり。 
アオリイカ、群れているんですね。

近くで乗ったとき、
チャンスタイム。


これで、3人釣れました。
あと一人だけ釣っていないのは、Dさん。


そうだ…Dさん、
私が釣った時、
私のスマホで記念写真、撮ってくれましたけど、
そんなことしている場合じゃなかったですよ…

(写真はありがとうございます。)
↑撮ってもらったんかい…


チャンスタイムにタモ取り、
チャンスタイムに写真撮影、
どれだけ温かいお二人なんですか…




14:00納竿。

釣果欄
0~1
4人で3杯


下船後、和やかな雰囲気の中、
生簀からのアオリイカ水揚げ作業を見守ります。
私のアオリイカもすくって頂き、
ありがとうございます。



船長からのお声掛け。

『シャクリ、うまかったよ。95点。』
いやいやいやいや、褒めすぎです。
ていうか、子供か私…(笑)


『あと、5点は、もう30センチ上までシャクリ、アタリを確かめる。』


『アタッているようなら、竿先が曲がったまま、海中に刺さったまんまになっている。アレ?オカシイなっていうのをとれれば、もっと釣れる。』


言うほど簡単ではないでしょうが、分かりました。
精進します。


『本当にうまかったよ。東京湾で2回やって、1杯も取れなかったの?』

いやいや、
ですから、
褒めすぎですってば…



アオリイカ、旨い。
甘かった。


なんか、

回転寿司、
スーパー、
あのイカは本当にアオリイカだったの?

って、思っちゃいました〜