雑記帳

日常の楽しみや感動を写真や絵で表現したい

イタリアの旅・カゼルタ宮殿(6)

2009-12-20 21:06:32 | 旅行
12/3 午前9時にカゼルタ宮殿へ向けて出発しました。
途中、アッピア街道のローマの松(=笠松)が車窓から見え
「すべての道はローマに通ず」というあの有名な言葉を思い出しました。
高速から下りる合流地点では可成りの混雑で
これまた日本の比ではない強引な運転に驚きました。
お昼を少し廻った頃に指定されたレストランで昼食を済ませ
バスで10分程走ったでしょうか、宮殿内の地下立体駐車場で降りて見学しました。
この王宮はブルボン家のカルロス7世によって、18世紀に建てられたものです。
建築家ルイジ・ヴァンヴィテッリがフランスのベルサイユ宮殿を真似て設計され
ナポリ王国の力を示す1200室の壮大な宮殿なのでした。

    
裏門を入り少し進むとライオンの上にまたがったカルロ7世の像が見られます。
その像がある階段の両側にもライオンの像が置かれ、当時の権力を表しています。
   
天海祐希と織田裕二主演の「アマルフィー 女神の報酬」でサラ・ブライトマンが
主題曲を歌った場所がこのカゼルタ王宮です。
王宮エリアと庭園エリアの二つを見ようとするならば一日は掛かります。
今回は庭園のみ、それでも広くて最北端の大滝までは巡回バスに乗って行きました。
片道3キロある大滝のある彫刻前から見る王宮全景は圧巻です

  
  
  
庭園の花は冬のバラが咲いていましたが春なら美しい花々がこの庭園を飾るだろうと思いました。

次回はアマルフィーへ案内します。

頂き物

2009-12-20 15:09:54 | 食べ物

今年クラス会の幹事役を引き受けた夫たち数人と近郊に住む仲間たちとで
「ご苦労さん会」というか「忘年会」があり、
一緒にお役をした女性F子さんから
美味しいクッキーをお土産に頂いた。

 
 
アンリ・シャルパンティエのプティ・タ・プティのクッキーです。

その中でドフィノワ(イチジクとクルミが挟んである・下段の右)と
フランボワーズ(木イチゴのジャムサンド・上段の中央)
フロマージュ(チーズそのものの味がする・中段の中央)が美味しかったです。

ご馳走様~! 


イタリアの旅・アルベロベッロ(5)

2009-12-20 14:02:24 | 旅行

12/2 午後3時半頃にアルベロベッロのホテルに到着し、荷物を部屋に置いた後
4時半に流暢な日本語を話す現地女性ガイドと一緒にトゥルッリと呼ばれる
とんがり屋根の石で出来た家並の見学に出掛けました。

そのトゥルッリは東側の丘の斜面にアイア・ピッコラ地区、南西部の斜面にモンティ地区という
2つのトゥルッリが集中的に集まっているとのこと。
アイア・ピッコラは‘小さな麦打ち場’という意味で、トゥルッリが400くらい在り
も人々が生活しているそうす。
  

トゥルッリは地下地層で採掘される石灰質を豊富に含んでいる石を積んで作られています。
トゥルッリの屋根は、二重構造になっていて、 内側には大きめの石を外側に板状に
加工したキアンコレを鱗状に積んであります。また、とんがり屋根の数は
その家の部屋の数と 一致します。
ガイドさんの楽しいお話を聞きつつ狭い道を歩く。両側はまるでオトギの国のような感じです。
  
陽が沈む頃なので次第に辺りは暗くなり夕日の明かりが白い壁をオレンジ色に染めました。
今回とても面白く感じたのは煙突の先が風見鶏のようにクルクルと廻っていて
冬ならではの暖房生活が想像出来ました。
(よく見るとニワトリの形や人形の形に見
えたことです)

この町の中心であるポポロ広場に出るとポツポツと雨が降り始めました。
  
この地区に日本人の女性(ラエラ・陽子さん)がイタリア人と結婚してお店を出しているらしい。
そのお店に行き、屋上に上らせてもらいました。
そこは家々の小さな窓から灯る明るい光溢れる美しい光景でした。
  
アルベロベッロは世界遺産になって人気となり、トゥルッリの値段も上がっているそうです。
最近、イギリス人がやたらに増えて綺麗に改造して住んでいるらしい。
何でもその家の値段が5000万とか!驚きです~。

次回はカザルタ宮殿を案内します。