雑記帳

日常の楽しみや感動を写真や絵で表現したい

イタリアの旅・サンタンジエロ城~トレビの泉(13)

2009-12-25 16:57:28 | 旅行

12/7 ンピエトロ広場を後に歩いて10分ほどの所にサンタンジェロ城があります。 
  
ここは紀元139年ハドリアヌス帝の霊廟として造られ、後に要塞や牢獄、さらに教皇の住居などに
使い回されてきた建物です。ヴァチカンから一直線に通路がつながっています。

ヴァチカン市国を出てローマ市内で昼食後、次の見学地は、コロッセオです。
紀元72年に建造が始まり、息子のティトゥス帝の時代に完成しました。
  
長径188m、短径156mの楕円形闘技場で、45,000人も収容できたとか。
コロッセオで行われたのは、ご存じのように剣闘士同士の戦いや、剣闘士と猛獣との戦いです。

今回のツアーではコロッセオの内部を見ることが出来ませんでしたが、いつか再びローマに
行く機会があれば、フォロ・ロマーノを含めゆっくり市内を歩いてみたいです。

次はあの映画、そう・・「ローマの休日」でオードリ・ヘップパーンがジェラードを食べたあの階段へ
の散策です。

途中スペイン大使館聖母マリア像が建っているミニャネッリ広場を通過して
スペイン広場に着きました。
  

何と、階段は人で一杯、上に登って行くのも大変な人だかりです。
確か、その階段で飲食はしていけないことになっていると地元ガイドが言っていたのですが
何のその、若いカップル、学生たちはピッザやバーガーを頬張っていました。
  
あまりの人混みで階段下に位置するバルカッチャの泉(ベルニーニ作)など全く見えません。
またブランド名品店が並んでいるコンドッティー通りなど黒山のようでした。

最後はトレヴィの泉です。
トレヴィ広場にある巨大な彫刻噴水で彫刻はポーリ宮殿の壁面を利用して作られています。
  
もともとは紀元前19年に建造され処女の水と呼ばれた水道の放出口だったそうで
最終的に1762年、ニコラ・サルヴィの両脇にトリトンを従えたネプチューンの像の
デザインで完成したものだそうです。

肩越しにコインを投げると再びローマを訪れることが出来るるというエピソードなので
「もう一度ローマに来られるように!」と祈りながら、コインを投げました。


イタリアの旅・サン・ピエトロ大聖堂(12)

2009-12-25 11:08:25 | 旅行
12/7 システーナ礼拝堂を出て、午前10時を廻った頃でしょうか
キリスト教カトリックの総本山であるサン・ピエトロ大聖堂の見学です

  
ルネサンスの建築と美術を集大成したようなこの寺院、キリスト教信者で無くとも
その荘厳で華麗な建物や内部には目を見張る物があります。
  
  

この寺院、予想以上に大きくてビックリでした。
  
  

広場は信者が30万人も入場できる大きさで、その中心にはエジプトから略奪してきた
オベリスクがそびえ立っています。

その広場を囲むように東西には半円形をした柱廊(284本の柱)が並んでいます。
その上にはベルニーニの弟子達が造ったといわれる3メートルほどある
カトリック聖人たちの立像が140体ずらりと並んでいるのです。

何と表現したらいいのでしょう・・圧巻なんて言葉では言い表せないものです。

右下の傭兵は法皇を勇敢に守ったといわれるスイス人の登用を慣習にしているとのことです。
コスチュームはミケランジェロのデザインで色遣いが艶やかでした

イタリアの旅・ヴァチカン美術館(11)

2009-12-25 08:14:50 | 旅行

12/7 午前8時にホテルを出発、ヴァチカン博物館の見学です。
  
  
巨大なヴァチカン宮殿が展示室となっていて距離にして7キロメートルあるそうです。
所蔵品のほとんどは歴代ローマ法王の美術コレクションなのだとか・・。凄~いです 。
  
  
燭台のギャラリータペストリーのギャラリー地図のギャラリーと目を見張るばかりの
美術品の数々です。
ギャラリー天井のストゥッコとフレスコ画も素晴らしくゆっくり見られないのが残念なほどでした。
  
       
美術館の中でも最も素晴らしい絵画は天才ミケランジェロによる
システィーナ礼拝堂の「最後の審判」とも言われています。

その天井画の中でリビアの巫女、特にデルフォイの巫女の着衣を見た時には
何故か私の胸に熱いものが広がりました。
巫女たちの纏う黄金色
に会いたかったのです!
(写真、ビデオ等禁じられているので私のその感動が伝わらないのが残念です)
また、アダムの想像も美術本や映像などで何度も見ているのですが
その想像を遙かに超えたもので、心を清らかにさせ幸せを感じさせるもるのでした。

この天井画は何と素晴らしい空間なのでしょう!!
このシステーナ礼拝堂の天井画の修復作業をNHKTVで見たり
美の巨人という番組でもシステーナ礼拝堂の内部を放映していました。
が、自分の目で見るとこんなにも胸打たれ、興奮
するものなのですね。