ブログにお越しくださりありがとうございます。
時々雨、しかもどしゃ降り、そして晴れ、
曇りかと思ったら、またどしゃ降り。
コロコロ変わる天気でした。
風が北東からのようで、気温は30度くらい。
でも湿度が高くて…
9月号の仮名課題です。
最終行の「え」は?
はらはらと
おつる木の葉に
まじりきて
くりのみ ひとつ つちに
こえあり
最終行の こえあり の 「え」 は 「ゑ」 です。
この課題をお稽古されてる方は、どうやら皆さま
この「え」を ‛あいうえお’ の 「え」 と、
お思いになってらっしゃったようです。
‛わいうえを’ わ行 の 「え=ゑ」 です。
今は、‛わいうえを’ なんて50音表にありませんから、
当然ですよね。
私が小学生のころの50音表は、これでした。↓
「や行」 にも 「い」 と 「え」 が
あったんです。
昭和30年代ですから、60年くらい前。
ただし、わ行の
「い」 は 「ゐ」
「え」 は 「ゑ」
と表記されていました。
私が小学1年生のとき、
先生が、「今は ‛ゐ’ と ‛ゑ’ は使わないので、
憶えなくていいです。」と、
おっしゃったのを覚えています。
添削の時、
私が、「ゑ」なんです、と わ行の話しをすると、
皆さま、驚かれました。
私より10年もあとの小学校では、
こういうふうにお習いになったそうです。
それで、後日、私と同世代のシニアの方にうかがったら、
私と同じ50音表でお習いになったとか。
時代ギャップですね。。。
ちなみに、あ行 の 「え」 は、「衣」 から、
わ行 の 「え=ゑ」 は 「恵」 から、
仮名になりました。
漢字も平仮名も元は何から変化してできたか、
そんな由来がたまにわかると見る目が変わるし、
興味深いですね。
漢字も平仮名も元は何から変化してできたか、
そんな由来がたまにわかると見る目が変わるし、
興味深いですね。