晴書雨ログ

書道ってこんな感じ♪(たまに日記)
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 日本書学館認定 真支部

書道教室 仮名 9月号上級課題 「え」は?       ~あいうえお表・50音表の時代ギャップ~

2020-09-06 22:30:04 | 習い事
ブログにお越しくださりありがとうございます。

時々雨、しかもどしゃ降り、そして晴れ、
曇りかと思ったら、またどしゃ降り。
コロコロ変わる天気でした。
風が北東からのようで、気温は30度くらい。
でも湿度が高くて…

9月号の仮名課題です。
最終行の「え」は?


はらはらと
おつる木の葉に
まじりきて
くりのみ ひとつ つちに
こえあり

最終行の こえあり の 「え」 は 「ゑ」 です。

この課題をお稽古されてる方は、どうやら皆さま
この「え」を ‛あいうえお’ の 「え」 と、
お思いになってらっしゃったようです。
‛わいうえを’ わ行 の 「え=ゑ」 です。

今は、‛わいうえを’ なんて50音表にありませんから、
当然ですよね。

私が小学生のころの50音表は、これでした。↓
「や行」 にも 「い」 と 「え」 が
あったんです。
昭和30年代ですから、60年くらい前。

ただし、わ行の 
「い」 は 「ゐ」
「え」 は 「ゑ」
と表記されていました。
私が小学1年生のとき、
先生が、「今は ‛ゐ’ と ‛ゑ’ は使わないので、
憶えなくていいです。」と、
おっしゃったのを覚えています。


添削の時、
私が、「ゑ」なんです、と わ行の話しをすると、
皆さま、驚かれました。

私より10年もあとの小学校では、


 こういうふうにお習いになったそうです。 


それで、後日、私と同世代のシニアの方にうかがったら、
私と同じ50音表でお習いになったとか。
時代ギャップですね。。。

ちなみに、あ行 の 「え」 は、「衣」 から、
わ行 の 「え=ゑ」 は 「恵」 から、
仮名になりました。

漢字も平仮名も元は何から変化してできたか、
そんな由来がたまにわかると見る目が変わるし、
興味深いですね。

漢字も平仮名も元は何から変化してできたか、
そんな由来がたまにわかると見る目が変わるし、
興味深いですね。




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