仮名は、速く書いているようで、
スピードは実はゆっくりです。
なので、半紙を選ばないと、
滲みが多い半紙だと、
墨を紙に吸われてすぐにかすれます。
細い線の課題なので、滲まないような半紙を選びました。
そうしたら、かえって墨付けがわからなくなりました。
変なところでかすれて、あってはならないところでチョイ足し。。。
画像で見ると、「日」 「万」 「三」 が主な墨付けが適当かと。
でも、「日」から「~那志」まで一気には書けません。
といって「も」で付けたら、「万」では付けられません。
ん~~ん、でも「も」で付けるのがいいかも。。。
左半分が上の句なので、左側から書きだします。
「読み」
日くるれば あうひともなし
まさきちる
みねのあらしの
おとばかり して
【変体仮名】
日久るれ盤 阿ふ人も那志
万佐きち流
三ね能あらし の
於と者可り 志て
「解説」
日が暮れると逢う人影もない
静けさの中 風がまさ木の葉を
散らす音ばかりが聞こえる
by 源 俊頼(みなもとのとしより)
ゆっくりゆったり、、、