以前 私が教えていただいていたK先生の教室で、ご一緒だったご年配のTさんに、近所でバッタリお会いしました。
「ねぇ、K先生のところから紙をたくさんもらったんだけど、あなた使うでしょ?取りに来てくれる?」
私が、「あ、はい…。 ??」
「K先生がお引越しされるんですって。それでうちに使ってくださいって、たくさん紙をくれたんだけど、私じゃ使いきれないから。」
Tさんは、K先生のご自宅 兼 教室のお向かいにお住まいです。
K先生は、ご病気で2016年11月にお教室を閉じられました。
今お引越し、、、とはお具合が悪いのでしょうか。
それも心配です。
近所でTさんにバッタリ会ったことは偶然ではなく必然。
間接的ではありますが、K先生からのプレゼントです。(T-T)
あるきっかけで私が20年前、先生の近くで教室を開いた時も、ご理解くださって、私を応援してくださいました。私の教室の生徒が優秀作品の写真に掲載されると、喜んでわざわざお電話くださいました。
先生のご人徳のおかげで、共存共栄できました。
私は2016年8月父の介護のため、泣きながら先生の教室を辞めるまで、31年もお世話になりました。
その3ヵ月後にご病気で閉室されるとは、思いもよらず。。。
以来 お目にかかるチャンスもなくて、3年経った今、こういう形でまた応援してくださいました。
先生と私はどういう巡りあわせなのでしょう。私は来世で恩返し?それとも恩送りできるでしょうか。
ありがとうございます。 大切に使わせていただきます。
いただいた紙に書きました。
たくさんあるから自転車で取りに来てね、と言われた通り、
こ~~~んなにたくさんいただいてしまいました。
画面に入りきらない紙もあります。
職人さんがご高齢で後継者もなく
今はもう手に入らない、
私のお気に入りの手漉き半紙もありました!
貴重です。
書道で、お道具や筆遣いも、技術を目で盗むことも、
「字」の上達には大切なんですけど、
人を大切にする、謙虚でいる、寛容でいる、人のためにある、
静かにそっとあるがままにありのままに穏和に…そういう感性。
「書」に表れます。
K先生がそういう方でした。尊敬。。。
「字」の上達には大切なんですけど、
人を大切にする、謙虚でいる、寛容でいる、人のためにある、
静かにそっとあるがままにありのままに穏和に…そういう感性。
「書」に表れます。
K先生がそういう方でした。尊敬。。。
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