10数年前 ステージで演奏の合間にインタビューを受けたアナウンサーさん。
先日 プライベートな場で再会しました。10数年前は 他県の放送局の局アナでしたが
現在はフリー。
それは ワタシの学生だった頃のことについての 質問でした。
4年間ご指導いただいた恩師は オペラで主役もなさるプリマドンナ。
それはそれはキビシイ方で とにかく毎回叱られる
服装は「いつでもステージで歌えるようにワンピースか スカートにブラウスを・・」と。
風邪をひいて喉をいためてしまい レッスンでほとんど歌えない時は
「レッスンがあるとわかっているのに なぜ風邪を引くのか・・自己管理が悪い」と
叱られてばかり・・ごもっともです。
たくさんの 正しいこと・・社会人として必要な心得を きちんと教えていただきました。
でも やはり辛くて レッスンの前日なんか 胃の痛いこともちょくちょくありました。
そんな話しをしたら
「やめようと 思わなかったんですか?」と
直球の質問をされました。「えっやめる
」そんなこと その日まで考えたことが
なかった・・
「はぁ?辛いからやめる? 叱られるからやめる? できないんだから
叱られたってしょうがないじゃない。頑張るしかないんだよ」って・・
初めてピアノを習った頃から ずっとそう思っていましたから
ただ・・ただ・・ビックリハトに豆鉄砲のような気分でした。
若かったというか 世間知らずというか・・
10数年が過ぎて 質問をした彼は そんなやりとりがあったなんて・・と
すっかり忘れていたようでした。そうですよね
それに 今だったら 早めに見切りをつけて 方向転換というのも有りかも
知れない。他学科の彼は そういうことを言いたかったのかな・・
ところで ふたがすっかりはまってしまったこの急須・・
やっぱり ふたは 外せません・・諦めようかな・・