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インマヌエル宇都宮基督教会牧師 山田 隆・勢津子
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牧師・今月のことば

2012年12月01日 04時48分56秒 | インポート
牧者の広場 12月            
  
―クリスマス沈思―
 『これらのことをあかしする方がこう言われる。「しかり。わたしはすぐに来る。」アーメン。主イエスよ、来てください。主イエスの恵みがすべての者とともにあるように。アーメン。』(ヨハネの黙示録22章20、21節) 
 クリスマスと言うと、一般では過去を振り向いて、聖誕の出来事、生まれたばかりの幼子を祝う出来事のみに思いを馳せます。キリスト教会も原点確認とし確かにそうです。しかし、教えと不思議を行い、キリストは十字架の贖いの死を遂げ、復活を果たし40日の間確かな証拠をもって使徒たちに現われ、神の国のことを語り、やがて神の御座の右に着座されました。約束の聖霊が注がれ、教会ができてきました。昇天の時、御使いが天を仰ぐ弟子たちに、「あなたがたが見た時と同じ有様で、またおいでになります。」と告げてくれました。再度の来臨はイエス御自身、福音書に注意深く語られたことです。
 今日、預言の諸相から、再臨が近いことは明らかです。従って、私たちは初降誕のクリスマスの成果を受け取り、マリヤやヨセフ、野の羊飼いたち、東方の博士たち、老いたシメオンやアンナのように、啓示に素直に従い、心備えが出来ていなければなりません。ヘロデ王やユダヤ人の多くの方々の大失敗の轍を踏んではなりません。キリストを信じようと、聖書と教会にいってください!
 クリスマスはサンタクロース、ケーキ、ドンチャン騒ぎの類になりさがって、真に重要な意義に届かないばかりか、かえってこれを覆ってしまっているのです。これを憂えずにおられようか。祝い物は乏しくとも、肝要な罪の赦し、永遠のいのちのプレゼントをないがしろにしてはなりません。待降節を迎えようとしています。冒頭句は聖書の最終章の最終節に位置しています。目を上げ、主イエスよ、来てくださいと迎えましょう。
宗教法人 インマヌエル宇都宮キリスト教会   牧師 山田 隆