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インマヌエル宇都宮基督教会牧師 山田 隆・勢津子
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牧師・礼拝メッセージ(要約)

2012年12月24日 06時13分43秒 | インポート
【先週の礼拝説教回想】12月 16日
・説教者 山田 隆牧師
・引照聖句 ルカの福音書2章8~20節
・説教題 マリヤの思い巡らし
▼御子の降誕は、処女マリヤが神の主権的な介入によって懐妊したことに基づいております。どんな学者や不信の誰が語ろうが、人の救済には神ご自身がのり出さなければ、人を贖い救うことはできませんでした。マリヤはヨセフと許婚しておりました。天使ガブリエルが彼女に懐妊の知らせを告げた時に、1:34、35節『そこでマリヤは御使いに言った。「どうしてそのようなことになりえましょう。私はまだ男の人を知りませんのに。御使いは答えて言った。「聖霊があなたの上に臨み、生まれる者は、聖なる者、神の子と呼ばれます。」と言われています。マリヤ、ヨセフも困惑しました。しかし、ヨセフも御告を受けて悟りました。
▼19節は御子が生まれて、祝いに来た、羊飼いたちが天使の言われたことを語り、聞いていた人々は驚き、マリヤは「これらのことをすべて心に納めて、思いめぐらせた。」のでした。詳約聖書は19節を「しかしマリヤはこれらの事〈ことば〉をみな、自分の胸に納めて、心の中で熟慮していた〈思い巡らしていた〉」
▼マリヤは思いめぐらす人・熟慮の人だった。2:51「母はこれらのことをみな、心に留めておいた。」神にかかわることは即断することなく、意義深く、慎重に心に留めた。キリスト者は、神にかかわる万事に思い巡らす人であるはずです。
▼聖書をよく読んで、神の存在、人格、きよさ、愛、創造、奇蹟などを知っていることは、過去も今日も、未来も大切な条件です。ルカ1:46~55のマリヤの讃歌はサムエル第一。2:1~10。望み無しのハンナが夫エルカナの間にサムエルが授かった時の感動と似た讃歌を歌っております。ハンナは涙の谷を通されてのものでした。神のくださる生涯はどのような祝福を頂けるかは測り知れません。
ハンナとマリヤの強調点は卑しい者、貧しい者を高めてくださった神からの恵みです。肉ではキリストを孕むことはできません。しかし、標準的なキリスト者なら、この望みはコロサイ1:27後半「この奥義とは、あなたがたの中におられるキリスト、栄光の望みのことです。」神の宮であることをどれだけ自覚し、恵みであるか、愛であるかは聖霊が共に証しされます。コリント5:19も「あなたがたのからだは、あなたがたのうちに住まわれる、神から受けた聖霊の宮であり」とあります。
▼すべて幸いな祝福は、それを神からのものと思い巡らすものです。