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インマヌエル宇都宮基督教会牧師 山田 隆・勢津子
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牧師・今月のことば

2017年04月01日 06時34分32秒 | メッセージ
牧者の広場 2017年4月
 小松菜は、我が家では4坪ほどの畑に、秋植え冬を越し、毎年4月の花咲く頃まで食している重宝な野菜だ。
ところが今年はあっと言う間に、「いぬのふぐり」なる雑草が早や廻しに繁茂しはじめ、耕作の出鼻をくじこうとしている。それを根っこごと抜き始めた。ただしその雑草は抜くと土をいっぱい抱え込んで抜ける。土を戻すのによほど根を叩かなければならない。雑草ながら、否、雑草だから、したたかなのだと教訓をもらえる。淡紅紫色の小さな花でそれなりに美しい。少々もったいなくもない。有用な物の中には必ずと言ってよいぐらい、分どろうとするまがい物がはびこるのは世の常だった。 
マタイの福音書13章37~39節に語られている主イエスの例えがある。
「イエスは答えてこう言われた。『良い種を蒔く者は人の子です。畑はこの世界のことで、良い種とは御国の子どもたち、毒麦とは悪い者の子どもたちのことです。毒麦を蒔いた敵は悪魔であり、収穫とはこの世の終わりのことです。そして、刈り手とは御使いたちのことです。』」
生涯の勤労と悲しみと収穫の喜びの中で、神の喜ばれ、報いられる人生でありますように。

宗教法人 インマヌエル宇都宮キリスト教会   牧師 山田 隆