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インマヌエル宇都宮基督教会牧師 山田 隆・勢津子
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牧師・礼拝説教(要約)

2017年04月10日 15時51分05秒 | メッセージ
【先週の礼拝説教回想】4月2日
・説教者  山田 隆牧師
・引照聖句 ペテロ第一の手紙2章1~6節
・説教題  みことばの乳を慕う
▼渡辺勝弘先生の「わが足のともしび」の解説によりますと本書の重要な目的は、各地に離散しているクリスチャンたちが「さまざまの試練」「燃えさかる火の試練」を受けて苦しみの中にあるのを励ますことにありました。こうした外部からの迫害は、主に悪意による非難攻撃のようなものであったらしく、殉教、投獄、財産没収のようなことをほのめかすことばは見当たりません」とあります。
▼1:23「あなたがたが新しく生まれたのは、朽ちる種からではなく、朽ちない種からであり、生ける、いつまでも変わることのない、神のことばによるのです。」
 私たちが、普段の時に、苦難や悩みや欠乏や病の中にある方々を癒したり慰めたりしたときに用いる「食物」は何でしょうか。神のことばでしょう。
 私たちの神経験の基本は、聖書から語られていることを読むことから始まります。以前、神は、生きておられ、まずは聖書から語られているのを知らないものたちでした。聖書はいつでも新しく、古びません。どんなに年取っても、読んでも、いのち、真理なのです。ですから、2章2節「生まれたばかりの乳飲み子のように、純粋な、みことばの乳を慕い求めなさい。」と言われるのです。
▼聖書は、現在、生きておられる神と分離しておりません。やがて、霊的に大人になって、神を理解し、愛や、示しや励ましを自在に語られ、導き、教訓を得るでしょう。個人的に交わり、聞き、祈り、語り合うこともできます。この手紙は大人となったクリスチャンに向けられていますが、幼子のようになっていのちのみことばを通して、成長し、救いを得るようにとペテロは諭しています。
▼聖書を出来れば毎日、通読すること、祈りの時を個人的に持つこと、公会に出ること、善い奉仕のようなことを進んですることは欠かせません。これが出来てきますと、私たちはキリストの心と像に似てきましょう。心と悟りをもつようになります。その時は、人を諭したり、戒めた、謙遜と義に生きて人を教えることも出来るようになります。また、他の人々に勧められるでしょう。自己推薦ではなくです。
 みことばを通して毎日神と会って、霊的に交わることを欲します。聖書を僅かでも読んで、それまでの自分の古い考えや、性格を変えて頂きつつ成長いたします。神の国は義と平和と喜びにあります。共に手を携えて。
▼みことばの乳をいつまでも慕い求め、成長して行くお互いでありましょう。