教会員証「無限の感謝」

―東京に就職―その２
　年に２、３度大学の先生とかお坊さんが来られて修養と宗教的なお話の時がもたれていました。また、毎年３月３日には雛祭りがあり、この日には特別なごちそうが出たり、社員の演劇がなされたりした楽しい思い出もあります。
　入社して４年目の或る日、寮の先生から事務所にマイクで呼ばれ、行きましたら、今日から貴女をあなたの１４人室の寮長に任命すると言われびっくりしました。年令はまだ１９歳、勤務年数も私より多く相応しい方々が沢山いらっしゃると思いましたので、「高橋先生、私よりふさわしい年配者がいらっしゃいます。」と何名か名指しで申し上げますと、「貴女が適任で一番ふさわしいのです。」と言われました。「私の事この寮長、知っているのかしら。」と心で思いつつ、お受けすることになりました。入社して日の浅い私が「部屋長さん」、「部屋長さん」と言われ始めたのですから私は初めテレました。現場では班長として黄色い腕章を腕に付けて働き、お仕事にも日々責任を持たされました。幸い寮内の皆さんに支えられ職責を全う出来ました。その頃の親しい友の一人は現在、福島県郡山市に住んで居られ、今もなお親しくお付き合い致しております。（故Ｍ.Ｎ姉証「無限の感謝」より）

牧師・聖書に学ぶ会

・病の中にある方々のための祈り
・学んだ聖書の個所。ルカ２：１～７
「2:１そのころ、全世界の住民登録をせよという勅令が、皇帝アウグストから出た。
2:2 これは、クレニオがシリヤの総督であったときの最初の住民登録であった。
2:3 それで、人々はみな、登録のために、それぞれ自分の町に向かって行った。
2:4 ヨセフもガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。彼は、ダビデの家系であり血筋でもあったので、
2:5 身重になっているいいなずけの妻マリヤもいっしょに登録するためであった。
2:6 ところが、彼らがそこにいる間に、マリヤは月が満ちて、
2:7 男子の初子を産んだ。それで、布にくるんで、飼葉おけに寝かせた。宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。」
「片隅の汚いところに追いやられている救い主について、あなたはそこからどのようなことに気づかされますか。」

牧師・余白余録

カテキズム（教理問答）聖書の教えの基本　インマヌエル少年文庫から PP.19,20
問３６ 救いとは、どういうことですか。
答 イエス様によって、罪を赦され、きよめられて、新しい心を与えられ、永遠のいのちを与えられることです。
聖書 「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。神が御子と世に遣わされたのは、をさばくためではなく、御子によって世が救われるためである。」（ヨハネの福音書３章１６、１７節）（ルカの福音書１章７７節）（ローマ人への手紙１章１６節）

牧師・ミニチャーチ集会（兼祈祷会）要約

・祈りの諸課題の祈祷
・聖書：主牧 ピリピ３：１０～１５。
「私は、キリストとその復活の力を知り、またキリストの苦しみにあずかることも知って、キリストの死と同じ状態になり、
3:11 どうにかして、死者の中からの復活に達したいのです。
3:12 私は、すでに得たのでもなく、すでに完全にされているのでもありません。ただ捕えようとして、追求しているのです。そして、それを得るようにとキリスト・イエスが私を捕えてくださったのです。
3:13 兄弟たちよ。私は、自分はすでに捕えたなどと考えてはいません。ただ、この一事に励んでいます。すなわち、うしろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向かって進み、
3:14 キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠を得るために、目標を目ざして一心に走っているのです。
3:15 ですから、成人である者はみな、このような考え方をしましょう。もし、あなたがたがどこかでこれと違った考え方をしているなら、神はそのこともあなたがたに明らかにしてくださいます。」
〈神から受ける栄冠をめざして生きる私たちです。今、大事なことは、主イエスが、私たちと共にいてくださる信仰経験を、いきいきとして、経験していることです。〉

牧師・礼拝メッセージ(要約)

【先週の礼拝説教回想】 ９月８日
・説教者 山田 隆牧師
・引照聖句 マタイの福音書５章１０節
・説教題 義のために迫害されている者の幸い
▼神の御国に生きる者の憲法を述べられた主イエスのことばを連続的に学んでおります。主の語られる事は論理的で学究的なものではなく、語られる事は論理的で学究的なものではなく、包括的、結論的、根本的なものでした。主は、道、真理、道です。人間の頭一つをとっても、極めて細密で包括的働きと機能を持たせて創造されました。それでも「頭」と一括して呼ばれます。
▼義のために迫害されている者の幸い。
　この節のウエスレ－の注解「すなわち、彼らは、ここに述べられている義を持ち、それを求めているから。真に正しい人、悲しんでいる人、心の正しい人は然り、『キリスト・イエスにあって、信心深く生きようとする者は、みな、迫害を受ける』（２テモテ３：１２）、世は常に言うであろう、『この連中は地上から除け、彼らは、私たちの考えを責めるために造られている。見るさえも忌まわしい。彼らの生活は他のようではなく、彼らの道は違ったものだ。』」と。
▼「義のために人々から受ける迫害」は昔からあったこと。人は反省し変わるかといえば変わらないこと。第二次世界大戦時、日本では、先達たちは、迫害され、殉教した人たちもいた。
▼無関心の迫害に信仰によって勝利しよう。
　迫害の形態は１１節「わたし（キリスト）のために、人々があなたがたをののしり、迫害し、ありもしないことで悪口を浴びせる」と。初期の教会に見られたローマでの迫害の契機の一つは、「彼らは地下で密かに集会を持ち、聖餐式と称して人間の血を飲み交わしている。恐ろしい集団だというようなものです。」
▼教界の中でも曲がったり、削ったり、加えたりする異端がずうっと続いてきました。聖書の福音書と手紙と黙示
録はそれを証拠立てております。
義のために迫害を受けることは、必ずしも、身体的危害を加えられることだけではありません。神を憎み、偽装してまで信じる者を痛めつける迫害なのです。今日、世は、無関心という、神の子たちを生殺しにする形をとっています。これは、最もむごい迫害と言えましょう。
▼私たちの構えと望みは、１２節「喜びなさい。喜びおどりなさい。天ではあなたがたの報いは大きいから」です。家族も取り囲む社会も無関心、無頓着です。悔い改めないばかりか、無視と無関心と敵意を向け、軽んじ、無き者にしようとしています。しかし主は、サタンとこの世にすでに勝利されたこと、神は私たちに大きな報いを用意しておられるのです。
▼義のために迫害されている者は幸いです。

牧師・エッセイ

『わが子よ。もしあなたが、私のことばを受け入れ、私の命令をあなたのうちにたくわえ、あなたの耳を知恵に傾け、あなたの心を英知に向けるなら、もしあなたが悟りを呼び求め、英知を求めて声をあげ、銀のように、これを捜し、隠された宝のように、これを探りだすなら、そのとき、あなたは、主を恐れることを悟り、神の知識を見いだそう。』（箴言２章１～５節）

祈り
☆Ｓ姉の手術は先週月曜日、無事に済みました。予後のためにも祈りましょう。
☆Ｓ・Ｉさんからのお知らせ。先週木曜日夕方、父が召されたとのご連絡を受けました。当方から、主の慰めと、みことばをお伝えしました。ご遺族が 主の慰め豊かでありますように。
☆先週聖日と午後の愛労会にＯ・Ｔさんが出席されました。
☆今月２９日、鹿沼市フィルハーモニ－管弦楽団演奏会。入場券をいただいております。

♪今週半ばの集会案内♪
９月１７日（火）聖書に学ぶ会　　　１０：３０～
９月２１日（土）公園ＣＳ　　　　 １５：００～　ニュー富士見ヶ丘２号児童公園
教会０２８（６２１）８６６１

教会学校金言?　『どうか父が、その栄光の豊かさに従い、御霊により、力をもって、あなたがたの内なる人を強くしてくださいますように。』（エペソ人への手紙３章１６節）　　信じる人を神は豊かに用いてくださることを学びました。

ガーデンスポット
稲の実り刈り入れ前のたんぼ、栗、百日紅。

次聖日、９月２２日の礼拝説教　　マタイの福音書５章１４節　　　「クリスチャンは世の光です」

ふれあい

〈アイアム・ハッピー〉
　ビデオ制作のために、イスラエルの各地を制作スタッフと巡ったことがあります。エルサレムを出て、オリブ山を越え、ユダの荒野にさしかかったときでした。はるかかなたに、小さなテントがポツンと、見えました。まさしくあの放浪の民、砂漠の遊牧民といわれたベトウィンのテントでした。
　ところで、車の前方を見ると、若い女性がニコッと笑って立っているではありませんか。私たちが、あのテントはあなたのテントかと尋ねると、そうだと言うのです。カメラで撮影していいかと言うと、いいという返事です。
　カメラマンは、次々と撮りまくって、テントの中に入りました。私はそのとき、あっと声が出そうになりました。テントの中はみごとにと言ってもいいくらい、何もないのです。あるのは、羊とやぎのフンだけでした。別れ際に、わずかばかりのお礼をわたしながら、尋ねました。「アーユー　ハッピー？」すると「イエス　アイアム　ハッピー！」と、なんともいえないいい笑顔での返事でした。このとき、私は、少なからず、ショックを受けました。テントの外と言わず中と言わず、フンだらけです。テントの中は、家財道具らしきものも台所用品も何一つありませんでした。しかも、そのテントは穴ぼこだらけなのです。しかし、「アイアム　ハッピー！」だと言うのです。つまり、　「あすのことはあすが心配します。」（マタイの福音書６章３４節）　との聖書の言葉をそのままに生きているのです。
　この広大な荒野に立つとき、人間は何と小さく、その力は何と微力であるかと感じます。
天地万物の創造者の御手に、すっかり委ねてハッピーだと言っている若い女性が大きく見えました幸せということは満ち足りている状態を意味します。
　私たちもこのハッピーな心と生活を、真の神のもとで得たいと思うのです。

「ふれあい」ラジオメッセージ第7集　榊原　寛著　太平洋放送協会より引用・要約しました。Ａ．Ｏ

教会員証「無限の感謝」

―東京に就職―その１
　昭和１２年、小学校を終えると、６歳上の姉と二人で東京墨田区、隅田川側に在った鐘淵紡績（株）に、女工として就職しました。母などは、まだ幼い私が働きに出る後ろ姿を見て可哀想な余り泣き、見えなくなるまで見送ってくれたそうです。なにしろ上に兄弟２人、下には４人もの弟妹が居ましたから、自分が出て幾分かでも送金し、家計の助けとなることを願っていました。それと同時に出来たら東京で勉強したい、と希望に燃えて上京したのです。働きが始まりました。お金を出来るだけ節約しては、家事手伝いをしなくなった代わりに送金しました。私の職種は機織機械で織る縦糸をローラーに巻く仕事でした。勤務時間は２交代制で早番は朝５時から２時まで、遅番は午後２時から１１時までです。給料は記憶が薄らいで定かでなくなりましたが、当時の金額で１０～１５円ぐらいだったでしょうか。みんな故郷の親兄弟を離れて各々それなりの目的を持って働きに出て来ていますので、それぞれ個性は異なりますが、私は良い友だちに恵まれ、日々楽しく過ごせ感謝でした。（故Ｍ.Ｎ姉証「無限の感謝」より）

牧師・聖書に学ぶ会（要約）

・示された方々のために祈り。
・学んだ聖書の個所。ルカ２：１～７
「2:１そのころ、全世界の住民登録をせよという勅令が、皇帝アウグストから出た。
2:2 これは、クレニオがシリヤの総督であったときの最初の住民登録であった。
2:3 それで、人々はみな、登録のために、それぞれ自分の町に向かって行った。
2:4 ヨセフもガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。彼は、ダビデの家系であり血筋でもあったので、
2:5 身重になっているいいなずけの妻マリヤもいっしょに登録するためであった。
2:6 ところが、彼らがそこにいる間に、マリヤは月が満ちて、
2:7 男子の初子を産んだ。それで、布にくるんで、飼葉おけに寝かせた。宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。」

ミカ書５章２節「ベツレヘム・エフラテよ。あなたはユダの氏族の中で最も小さいものだが、あなたのうちから、わたしのために、イスラエルの支配者になる者が出る。その出ることは、昔から、永遠の昔からの定めである。」はキリストの誕生の場所ベツレヘム、出産の正確な時間、出生の登録などに照準を当てて、成就したもの。神によって語られたみことば必ず成就する。神がそうされるから。

牧師・余白余録

インマヌエル少年文庫 カテキズム(教理問答)四、人間の救いPP.18,19
問３６ 福音とは何ですか。
答　　私たちのために来られ、十字架につき、復活してくださったイエス・キリストを信じることによって救われるという、喜ばしい知らせのことです。
聖書　　「兄弟たち、私は今、あなたがたに福音を知らせましょう。これは、私があなたがたに述べ伝えたもので、あなたがたが受け入れ、また、それによって立っている福音です。」「私があなたがたに最もたいせつなこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。キリストは、聖書の示すとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、また、葬られたこと、また、聖書に従って三日目によみがえられたこと、また、ケパに現れたことです。」(コリント人への手紙第一１５章１節、３節～５節)