さて・・・・皆さんの記憶には残っているでしょうか?
去年の一月に噴火した白根山のことを。
犠牲者1人、11人が重軽傷を負った痛ましいニュースです。
申し訳ないことに、私の記憶には留まっておりませんでした。
御嶽山のことがあまりにもショッキングだったからでしょうか。
この山の名前すら、忘れてしまったのです。
白根山は「活火山」です。
白根山、本白根山、逢の峰の総称を「草津白根山」と呼ぶそうです。
山頂付近には火口湖がいくつもあり、「湯釜、水釜、涸釜」と呼ばれています。
過去何度も水蒸気噴火や降灰があった山で気象庁も観測を続けていたのですが・・・
監視してきたのは「山頂付近」だけで、今回噴火したのは観測対象から2キロ近く離れた「本白根山」。
ノーマークだったこちらの山には監視カメラなど設置されていませんでした。
一月といえばスキー客で賑わい、実際多くのひとがリフトに乗っていたようです。
突然の噴火に驚いたのは言うまでもないでしょう。
結果、噴石に当たり、自衛隊員の方が1人亡くなっております。
怪我をされたスキー客も大勢いました。
本当に痛ましい事故です。
湯釜火口はこんな色をしていて、とても神秘的です。
が、もちろん今回の噴火によって「立ち入り禁止」となりました。
2017年に「噴火警戒レベル」が「1」に引き下げられたばかりで、
多くの観光客は写真を撮りに出かけたり、と楽しんでいたのです。
今は湯釜付近に登る事は出来ません。
国道292号線の途中から、オープンカーや徒歩、自転車などは禁止の要注意区域となりました。
ガスが発生すればひとたまりもありませんからね。
途中、こういったチラシが配られています。
※冬期閉鎖中(11月中旬~4月下旬頃)
生き物の香りがしない山肌。
ところどころ休憩ポイントがあるので、そこでカメラを向ける事が出来ます。
色んな意味で緊張するドライブウェイですね。
こういった噴石の跡を見ると、より一層恐ろしさを感じます。
動画からの切り抜きなので鮮明ではありませんが、見ての通り湯気がモクモクと上がっています。
「殺生河原」と呼ばれるここはまさしく「死の谷」。
溢れ出る硫化水素は相当な硫黄臭で、苦手な人は窓を閉めて走った方が良いと思います。
ちなみに常時、駐停車禁止。
少し下ると緊張は解けましたが、それでも何かの拍子に噴火すれば、この辺りですら被害を被ることでしょう。
今はもう「白根火山ロープーウェイ」(公営)は廃止。
多くのスキー客が訪れるとても美しい場所だったのに・・・とても残念です。
今回のドライブは自然の脅威を強く感じるものとなりました。
そのお陰で「良質な温泉」を頂けるのですから、有り難いと思わなくてはなりませんが・・・
ただやはり、程良い距離を保つことが大事なんだなと、改めて考えさせられました。
(3)へ続く
草津温泉とは無関係な投稿ですみません。
丸明さんで美味しく食事をし古い町並みを歩いていたところ、川上屋さんのカフェを見つけ
栗きんとんと煎茶を頂いて来ました。
古い民家風の感じでいい雰囲気でした。
それで、ワサビさんは次の機会に回すことにしました。情報をありがとうございました。
渋草焼はテイストが好きでコーヒーカップを買おうと思ったのですが口当たりの厚みがどうしても気になり諦めました。奥さんと色んな話をしましたが、息子さんは九谷焼技術研修所で学ばれたとのことでした。
わざわざのご報告ありがとうございました。
楽しまれたようで何よりです。
飛騨高山はまだまだ隠れた良いスポットがあると思います。
ぶらり旅で一つずつ発見していくのも楽しいですね。
「川上屋」さん、次回訪れてみたいと思います。
良いカフェは本当に見つけにくいもの。
素晴らしい情報ありがとうございました。