Vastra-daの裏側

オリジナルフィギュア原型師。原型師が裁縫もするよ。求めるモノが探して無ければ『作ればいいじゃないか!』を実践中。

羅宇屋の日本栗鼠 ( 原型完成 )

2014-05-29 22:57:04 | フィギュア
昨日は塗装ブース用に段ボールを買ってきて うぉりゃぁぁぁ~ と勢いで制作しました。

     つ…疲れたっす…

とりあえずは準備は進んでますが、
6月に入るとサラリーマン業が忙しくなるので塗料も買いに行かなくてはいけないのに、なかなか…



さて、塗装も始まろうとしているので今回WF2014夏の新作のメインの原型 です


     【 羅宇屋の日本栗鼠 ( らうやのにほんりす )】

       

      

     リスに見えるのか という不安があったので、あえて尻尾で表現したけれども… これいかに!!


今回は足を組み、腰かけた状態で制作しました。    分割したとはいえ、このフォルムのせいで複製で苦戦したっす

重さはは結構手のひらにズッシリときます。


『 羅宇屋 』ということで、背中には商売道具の煙管を3本突き刺しました。
最後の画像にあるように、左から鶴をイメージした煙管( 翼の模様も彫った )、真ん中は松竹梅をイメージした煙管( 雁首に松模様・羅宇に節のある竹・吸口に梅の枝)上から順に松竹梅なのさ~
右はごくシンプルだけれども吸口付近に 紅葉柄を。

説明しておきながら 画像が悪くてよく見えねぇ~な  



担いでいる箱は( なんちゃって )引出しのようなモノも拵え、後ろの正面には『 羅宇屋 』の『 羅 』の字を崩した漢字を彫ってあります。
木目もリューターを駆使して失敗しつつ試行錯誤しながら作り、初めてにしては納得のいく木目の仕上がりになった

ここには写ってはいないが、商売道具の箱の横に瓢箪がぶら下がるのです。


手には小さな小さな煙管を持たせ、前掛けをしたリスがちょっと一服 てな感じで ウシャシャシャ



    作らねば無いような、こんなやつが欲しかったんじゃぁぁ~

怪異のように怪しくもありそうでないような存在。

いつものごとく【 和 】をイメージしておりますよ。


このリスの塗装は一番最後になるので、塗装された完成はイベント ぎりぎりになってしまうかも

今は、塗料が無いので買に行けるまで下準備で待機っす 獏も山羊もお楽しみにしていてくだせぇ~
コメント (4)
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