先代猫のミィは20歳でこの世を去りました。
私はそんな現実を受けいられず、彼女が亡くなった日はどこでも泣きました。
私にとって彼女は特別な存在、まさに体の一部でした。
そんな彼女に再会したのはミィがこの世を去って2日目。
実を言うと仕事中に現れたのです。
トリートメントの合間で気を入れてる時です。
何か気配を感じ、フと顔をあげるとそこに彼女がいました。
私の脳波がシータ波になっていて高次元と繋がっていたからでしょうか(?)
私は目を疑いました。
悲しみのあまり幻覚をみたのかとさえ思いました。
小さな少女に抱っこされて…ミィだけど私の知ってるミィではありません。
凛として気高くたてがみは美しく、高貴な姿でまさに高次の存在そのものでした。
そこにこの世の未練の微塵は少しも感じない。
私は直感でミィを抱き抱えてる少女が新しいご主人様だとわかりました。
…受け入れられない…受け入れたくない…。
複雑な心境。
だって亡くなったばかりで…まだ2日目なのに⁈…私はこんなに悲しんでるのに……。
言葉がありませんでした。
この少女は幼くして亡くなったのであろうか?
生前猫を飼いたくても飼えなかったから亡くなってから??
それとも愛を学ぶため?
ミィはもぅあの世で新しい歩みを始めてるの?
どうして今この場に現れたの?
私は一瞬にして色々考えました。
少女とミィは言葉なくじっと私をみています。
もしかして施術中に現れたということは仕事を手伝ってくれるってこと?
…だよね。新しいご主人がいるんだから私の元に来る理由なんて他にあるわけないし。
生前、もって1週間のところ1カ月半も私のために側に居てくれた訳だし、十分すぎるほど私に尽くしてくれた。未練なんかあるはずがないんだ。最後まで全ての力を振り絞って寄り添ってくれたんだから。
全ての力は出し切った。
使命は完璧なほどまっとうした。
私は少女に心の中でいいの?と尋ねた。
すると少女は頭を縦にふった。
それ以来少女とミィが私の前に現れることはない。
何故なら私もミィを呼ぶ事はなかったから。
私はミィの生前のオーラーの付着を見つけてはすがり、泣いた。
未練タラタラな私。
直ぐには立ち直れなかった。
私と共に過ごしたミィの面影を探しては恋しがった。
だけど新しい猫達を迎えて、それでは新しい子に失礼だしいけないと、ミィのオーラが付着してるものはほぼ処分した。
それでも私は未だにミィの影を探してしまう。
我が家に新たに迎え入れたアビーはミィのオーラによく似てる。
顔も姿も違うけど、時々彼女にミィの面影をみる。
アイコンタクトの仕方とか間の取り方とか。
遊んで欲しかったり甘えたい時はミィもガブガブ私を噛んだな。
私を舐めてくれるところも一緒。
声が枯れるほど私を呼んでくれるところなんかも。
私は日々この子達に癒されています。
この件で猫はやっぱり霊性が高いのだと再認識しました。
うちの子がそうなのか、猫全般がそうなのかわかりませんが、生まれ変わりは早いように感じます。
あの世の時間軸、一体どうなってるんだね?といった感じです🙂
ミィはきっともぅ生まれ変わってこの世で暮らしてると感じます。