今日は霊学からみた色の効果について綴りたいと思います。
真っ白い紙の上に1色の色面をおいてしばらく1分くらいその色だけを眺めてください。
1分後目線はそのままで、その1色の色面だけを白い紙の上からどかします。
すると真っ白い紙には最初の色の補食が浮かび上がってみえると思います。
例えば赤に対する緑、青に対する橙色などの反対色です。
子供の心の内部に反対色として産み出される色は大切です。
なぜなら、神経質で怒りっぽく、興奮しやすい子には赤か橙色の服を着せてあげると興奮した子供が周囲に赤色を認めます。
すると自分の内部に緑の反対色を作り出します。
緑は癒しの色。その緑を生み出す活動は心を静める働きをします。
つまり諸器官は自分の中に安静への傾向を受け取りだすのです。
これに反して無気力で不活発な子には青、または青緑を選んであげるとよいと思います。
このように反対色は、子供の身体器官によって産み出され、そして子供に必要な正しい器官の構造を育てます。
人智学的には子供の魂と霊が子供の健康を左右するといいます。
子供は7才くらいで永久歯が生えますね。
この身体活動は表にでなくとも身体のなかではずっと働いています。
幼児の魂は身体の中でしか表現できないのです。
その活動は胎児の発達期から始まり永久歯が生えることで終結します。
7才からの次の成長期にその力は変化し身体から独立します。
しかしまだ、自分と他者の関係を知的に判断したり、意識的に思考したりはできません。
7才から14才までの子供は、周囲の人間との関係を自分で判断し決定しながらではなく、権威を持った人に従いながら作っていきます。
ですから親を含め、教育者は信用される権威を十分に身に付けなければなりません。
それには真なるもの、善なるもの、美なるものを子供の前に提示するだけではなく、本当にそうなんだ。と、実感を与えることが重要です。
本当の意味での創造の源を教えるということなのだと考えます。
幼児たちの創作和菓子作りです 自由に好きなものを作ってもらいました♪
かわいいですよね しかもとっても上手
5、6歳くらいの子はトライしたがることが増えてくる年頃です。
たとえ失敗しても、時間がかかっても、この時期に自分で自分の力で挑戦させてもらえた子は「やればできるんだ」ということが信じられ、自信や喜びを自分の中に蓄えることができます。
なおかつ保護者が見てくれてるからこそ、さらに頑張れるし、認めてほめられることで、自己有能感や肯定感がその子の中に芽生えます。
今回いろいろな色やスプーンやようじ、家庭にある道具を使い、視覚的にも飽きさせない工夫をしました。そのおかげか2時間(作品の写真は途中経過の作品です)、最後まで集中力を維持させることができましたぁすごい!
こういった手先を使う拇指対向性(親指がほかの指と向き合うようになっていること)の動作(能力)は集中力を伸ばすどころか、肉体的な自立を促す一歩となるといわれています。
こういった遊びは6感をすべて一度に刺激してくれるので私としては子供と一緒のお菓子作りやお料理作りは本当に素晴らしい方法だと感じています。
素材の香り、モチモチした手の感触、ゆでたりする時のお湯の音、可愛い形や、色鮮やかな色、創造性、食べたときの舌触りや、味、香り。
出来たときの子供の喜ぶ顔 キラキラしてて可愛いです
集中力の次にほしいのは観察力。我が子にもぜひとも身に着けてもらいたい能力の一つです。
私は娘に「お友達がどういう人なのかしりたければ、よーく観察してごらん」と教えています。
「○○ちゃん意地悪なんだよ。なんでこんなことするんだろうね?」の娘の問いに、もしかしたら愛が足りないのかもよ?よーく観察しててごらん、そうするとなぜ皆にそんなことをするのかわかるようになるよと答えます。
私は、観察する行為は私たちの認識を高めることを助け、周囲の理解を深めていくすべになると考えています。そうすることで物事の微妙な違いがシャープにはっきりとわかってくると思うのです。物事を自分の観点からだけではなく、全体をニュートラルな状態で(創造主の観点で)観るようになれる。そう思っています。
私たちを取り巻く世界に対する気づきが深まれば深まるほど、ほかの次元の世界に対する意識も目覚めてくるでしょう。 集中して観察を行うことで、高められた観察力を使えるようになってこそ、私たちは常識な限界を超えて物事を観ることができるようになるのです。
意識の気付きを無限の高みへと極めていくには、集中した観察を通してなのだと考えます。
本日の施術後のお茶菓子は卵と栗を使ったお茶菓子です。
このお菓子、昭和天皇が海外に行く際お土産に持参した和菓子の一つだといわれているそうです。
ちょこっと形が失敗しちゃったけど、愛情込めておつくりいたしましたぁ
押し印は春らしくサクラにしましたよ♪
おいしく召し上がれ