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家へ帰ったら,ちょうど晩飯がお好み焼きだった。(家は30年前のホットプレートで焼く)
1セット分,素材が余っていたので,ソバ玉1個追加に買いに走り,作り比べてみた。
【広島風お好み焼きの作り方】
鉄板を暖めながら,ソバを炒める。水分を飛ばすように,コテですくいながら焼く。これを横の皿によけておく。
鉄板が熱くなったら,生地を丸く延ばし,キャベツ,モヤシ,天かす(お好みソースのオタフクが袋詰めで売っている)をひとつかみ乗せ,豚三枚を広げ乗せる。(トップ写真)
塩等は一切入れない。
生地表面がぱりっとしたら,ひっくり返す。
タイミングは良かったが,生地がどろっとしすぎていたためか,厚くなりすぎた。失敗。(少し舌触りが悪い)
しばらく中火にして,キャベツがしんなりするまで蒸らしながら焼く。(肉が焦げないように)コテで押さえると多少早くできあがる。
焼けたらこれを,横の皿に一時移動(これが面倒なんだな)
ソバを鉄板に戻す。下手が散らばらせたキャベツ片も回収。
このソバ上に,先ほどの本体を乗せ戻して,また,しばらく蒸らす。延ばした生地が蓋をしているようなもの。
またまた,ソバごと皿へ待避させ,鉄板上へ卵を割り入れる。(散らばったキャベツは,回収しています)
黄身は,コテで円を描くように均一にしなくちゃね。今回忘れたので,出来上がりの見栄えがイマイチ。
待避した本体を卵の上へ戻す。(下から,卵,ソバ,三枚肉,天かす,モヤシ,キャベツ,小麦粉の生地の順)
鉄板は熱いので,あっという間に卵は固まるから,適当な時期を見計らって皿の上へひっくり返して載せる。
卵が上側になっているので,ここにオタフクソースを塗る。刷毛が無かったので,スプーンの腹で。
ネギを上に散らして,出来上がり。(ネギが乾燥してイマイチ見栄えが悪い。冷蔵庫の中にあった少し古い物。撮影用と割り切って)
ネギの代わりに,青海苔も良いのだが,持ち合わせがない。
この鉄板で,ちょうど1人前が出来るサイズ。
60cm幅のワイド鉄板なら,具を隣へスライドさせ簡単に待避が出来るのでいいのだが,60cmは大きすぎるねえ。(そもそも持っていない)
今回,何度隣の皿に待避したのか・・・ちょっと面倒
反省:
1 生地をもう少し薄くのばさなあきまへん。
2 ソバをあらかじめちゃんと炒めておけば,ソバ上へ本体を待避させ,卵を割った上に丸ごと本体を乗せ戻す
という手順で良かったのではないか。次回からそうしよう。
さて,お味は・・・
キャベツの甘みが,ホットプレートと全く違う。
ホットプレートは,モヤシとキャベツの野菜臭さが残っていたが,鉄板はそんな事はなかった。
まるで,八丁堀のクルミ屋さんのお好みのようだ。(自己満足)
お好みを全部自分で作るなんて,多分数十年ぶりなのだが,下手な店より旨い。
「鉄板工房」さんに感謝!
難点は,鉄板がなかなか冷めないので,手入れするまでに時間がかかること。
0度近い屋外へ放置プレイでもなかなか冷めない。夏はどうなるんだろ。