昨晩,ドスパラ通販サイトで,この電光掲示板を発見。正式名は「LED NAME BADGE」のようだ
会社帰りに,紙屋町店へ行ったら,白い箱にひっそりと4個程度置かれていた。990円なり。
結論から言うと,超お買い得かと思う。何に使うか目的は無く買ったのだが,パターンの組み合わせにプチ芸術性を求められるので,奥が深いのだ。
そりゃあ,数十万円の店先に置くプロ仕様には及びもつかないが,とにかく楽しい。
久々に,まじめに使い方などを書いてみる。
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箱の中身は,
1 インストールの手順書1枚(左ページ),日本語化の方法(右ページ)
2 本体,ネオジウム磁石2個がついた板(シャツの裏側にセットして本体をくっつける)
3 本体(36x12ドット)赤色液晶 4段階に輝度調整可能。安全ピンが付いてもいる。
4 USBケーブル(ちょっと固め)
5 ソフト&ドライバのCD(日本語のマニュアルはPDF版がCDに入っている)
本体や,ネオジウムはしっかりした作りで,共感が持てる。
ソフトインストール&日本語化はマニュアルどおりでOK
本来はインストーラも入っているのだが,こんな感じで文字が化ける。これを避けるために手動インストールマニュアルがついているようだ。
デスクトップに,見栄えの悪いアイコンが作成される。
起動直後は文字化け。紙マニュアルに従って,日本語化する。(マニュアルが無いとわからないだろう)
【ファイルメニュー】
「転送」はサインボードへのデータ転送
後は,設定の保存やロード
製作した作品を保存・再現ができます。
【絵文字メニュー】
~(チルダ)マーク +アルファベット1文字で,特殊記号を埋め込むことができる。
ちょっとしたGIF動画です。これは,画面のアイコンで設定するが吉
【速度メニュー】
表示の早さを選ぶ。通常は5が適切
これは,画面のアイコンで設定するが吉(以下同じ)
【フォントメニュー】
文字入力時に画面鵺のアイコン「F」を選択すると,太字・通常を切り替えできる。
バージョンは,5.04でした。
HELPは押下しても反応無し。
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USBへ接続すると,電源ON状態なら充電が始まる。(コーヒー+電池マーク)電池が満杯になったら充電終了。
どうも,使いながらの充電は出来ないようだ。(充電表示と内容表示が相互に表示されるため)
フォントは,縦12ドットなので,ちょっとなあではあるが,十分読むことはできる。
裏にボタンが2個。カチッとした作りでよさげ。
1個は,パターン番号の選択 入力バッファの何番目を表示させるかを選べる
1個は,明るさの選択25%,50%,75%,100%から選択 25%でも十分かな
画面左上にUSBをカチッと音がするまで差し込む。クリック感がイイねえ
画面左下が,電源スイッチ。電源断でUSBを差し込むと自動で再生が始まる。
USBを差して再生中に,電源SWをoffにするとコーヒーマークと共に電池アイコンがインターバルで表示されるようになる。
いつのタイミングで充電するのかよく判らない。
真ん中のメッシュを切った金属板は鉄板で,シャツ越しにネオジウム磁石で吸い付ける仕組み。
中国製とは思えないほどのしっかりした作りです。
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これが,全ての画面。右端下から1/4辺りにある薄い▲マークをクリックすると,言語が選択できる仕組み。
ドスパラの兄ちゃんが「メッセージ入力は文字化けするけどちゃんと転送されます」って言っていたけど,多分これをしていなかったのではないのか?
特段,そのような不具合はない。
PS. WindowsXPでは,全く読めなかった。これじゃあ不便だな。
これが通常使う画面(言語選択画面を非表示)
速度は1~5を選択可能。通常5ヶ適当です。
一番上のアイコンは,横スクロール 長い文字を順に読ませるのに適している
2番目は雪が積もるような表示。漢字3文字(英数4文字)かBitMapイメージ(36x12)の表示に適する。長い場合は,横36ドットごとに区切って実行されるので,演出が必要
3番目は,横36ドットごとに(漢字なら3文字)一度に瞬間で表示
4番目は,3甲斐点滅して次のアニメへ BitMapを3番か4番モードで表示させると,アニメーションが表示出来そうです。横32ドットの
「字数」は半角250文字(全角104文字)まで,6行分登録可能
「選択」は,チェックON/OFFで,入力行に記入されていても,端末へ転送しないことが選択できる。
7,8の「ロゴ」は,あらかじめ作製しておいたビットマップをロードして,表示差せることが出来るエリア。
縦12ドットのエリアが文字1文字分になるようだ。1ワードかな? 横64ドットのBitMapを作ると64文字と表示されている。
バッファは,384ラインまで持てる。2色モードで作製が必須です。
ロゴの切り替え表示速度はあまり早くないので(0.5秒程度かな)パラパラ漫画程度と思った方がよさそう。
こんなの作ってみたが,四角が小さくなって遠ざかる感じのパラパラアニメになりました。
やり方次第では,線画のGIFアニメ+文字のセンスそこそこのサインボードぐらいは出来そうです。
これが高速で画面ドット数がでかけりゃ,プロの看板も夢ではないな。(たった980円だからね)
これで,ボールド・普通の切り替えが可能
簡易GIFアニメ文字が埋め込める。
チルダ+文字で構成されているので,マダマダ各紙文字が有りそう。少なくとも電池マークとコーヒーマークは存在している。
これで,どの順でバッファ(1~8)を表示させるかを指定する(らしい)
Windowsのビットマップエディタが起動する。パターンを作製してバッファ7/8へロードさせるため。
作製したバッファを端末へ転送するボタン。表示中でも割り込みで書き換えが始まる。
8行全てを転送するとちょっと待たされるが,まあ,その程度はしょうがない。転送料が大きいと,警告が英語で表示されるが無視して実行。
転送ポートの選択だが,Autoで問題なし。
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いやー,おもしろい物を買った!
光り物に弱い私は,プチアート心をくすぐられます。
PS.
初めから少し表示がおかしいと思っていたのだが,8個の文字列を切り替える画面のフォントがぐちゃぐちゃに崩れてしまって読めなくなった。
XPで編集ソフトを動かすと漢字表示がおかしいし,やっぱり980円ですな。(でも楽しい)
PS.2
2/26 ドスパラへ交換に行った。店員さん,初期不良と認めてボード本体を交換してくれた。
当初からおかしかった,ANKのスペースがゴミに化ける件も完治。上記PS.の判別不能の件も完治
だが,今度はドライバインストール用のミニCDが読めなくなった。
この記事を書いているWin7機でも,読めなくなった。CD-RWと勘違いされる。他の3台でも試したが,こいつらははなっから読めもしない。
で,ソフトが入った媒体が無くなったわけだ。これも交換させようか・・・・いやいや,もう止めとこう。しつこいし・・・・
結局,ドスパラの中華機器は,どれもこれもインチキだってこと。壊れて当たり前と心得よ。
店員さんも言っていたよ。とにかく不安定で怪しいと。
PS.3
やっと5台目のパソコンで,CDを奇跡的に読み出せたので,急いでUSBメモリへコピー。
CD-Rへやきましたとさ。やれやれ。