中国の暦では4月に清明節というお墓参りの日があります。
日本のお彼岸みたいなものかな。
それとは別に東平の人たち、昨日はご先祖供養の日でした。
一週間ほど前から
黄色い紙の束やら、
おもちゃのお金、金色の飾り物が売られているのを見ます。
この黄色の紙を燃やすようなのですが、
橋のたもととか普通に歩道の上で燃やしているので、
今朝はあちこちの道に燃えカスがいっぱい。
ほんまあんたら片づけるっちゅう事せへんな
工場のある村あたりでは墓地のようなものはありません。
畑の中になにやらポツンとそれらしき石が置いてある。
工場をつくる時、借りた敷地の中にお墓があり
お墓さんにお引越しをしてもらいました。
2週間ほど前です、わたしが工場へ行った時のこと、
しゃおりんがなにやら情報を持ってきた。
工場横の土地を誰かが借りてそこに工場が建つ。
(土地は農民のものではなく中国政府が所有しています)。
その土地、畑なんだけれど掘っていると人骨が出てきた。
珍しい話ではないです。
事件性はなくてたぶんもうわからなくなった誰かのお墓でしょう。
ただそれを発見した工事の人がショック死してしまった
死んでしまうってびっくりでしょ。
工場長は面白がって真偽をしゃおりんに追跡調査をさせた。
やはりそれは本当のはなしでした。
ショック死した人はそのお墓がある村の住人で、
その人は同じ村なので自分が掘ったお墓、
その場所に埋葬されたのでした。
田舎村のことあっという間にハナシは広がった。
・・・しゃおりんや工員さんたちが言いふらしたかも
工場を建てるというのは消滅、
そんな縁起の悪いところいややんね。
土地を借りることになっていた業者はそのまま逃げたそうです。
貸した側、あたりの村を仕切っている書記は大慌て。
それまでにかかった経費は回収できずです。
どうやらこの書記という人は問題の多い人らしく、
つい最近も飲酒運転で事故を起こしている。
もちろんお役所のこと、もみ消している。
しゃおりん情報によると、
お墓事件はネットにも出たのだけれどすぐに消されたそうです。
と言う、田舎のちょっとした事件でした
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