わたしは勉強ができません、
人間には向き不向きがあって、どんな人にも
苦手なものがあるんだと強引な理由をつけています。
京都にいると「中国語話せるんでしょ」と聞かれますが
家の中にこもって誰とも会話ないのにそんなはずないでしょうが。
言葉と言うのは使わないとだめ、
ただ住んでいるだけで話せるようになんてならん。
わたしが会話するのは朝市だけで、
それも値段だけ、会話のうちにははいらない。
これ、とか、いくら? だけです。
中国語にも量詞と言うものがあって
日本語の 傘一本の本、りんご一個の個がそれです。
ジャスコで肉を買うときには
この肉をひとかたまり って具合です。
寒くなって鍋の晩ご飯が簡単で助かります。
それに入れるエノキ
これってどう言うんだろうと思っていました。
三日ほど前に朝市で
「これを、、、」と言うと
露店の若奥さん 「一把?」
把? 把 把!!! ばー!!!!!
バーですと?
把と言うのは傘とか椅子とか持ち手があるものだと思っていた。
家に帰ってすぐに調べましたよ。
握りのあるもの、ひとつかみ
例えは 米も土もひとつかみだとバーなのです。
中国語をちゃんと勉強している方々の笑いが聞こえそうだ。。。
そんな事も知らんのか、あんた。
一昨日カリフラワーを買う時も露店のおばちゃんはバーを使った。
へぇ、カリフラワーってひとかたまりだと思っていたよ。
やっぱり言葉って外に出て聞くもんだなぁと
今更のように感じたのでした。
夕方たっちゃんが帰ってきて「これの量詞知っとるけ?」と
鼻を膨らませて聞くと
何かな、把?
ええ~、そんなにあっさり答えるん?
あたしって、そんなにバカなの?
百貨へ買い物に行ったので
お昼は包子を食べました。
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