夢から慈しみの世界へ

神と自然と人間の共生
神一元・善一元・光明一元の生活
人間の生命の実相は『仏』であり、『如来』であり『神の子』である

をりにふれたる      明治天皇御製   

2011年03月03日 21時22分04秒 | 真理の言葉

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祝砲(いはいづつ)うつおとすなり横浜の港をさしてふねや入るらむ

いつの日か帰りきねべきいくさ人ねぎらはむとてやりし使いは

うらやすく世はをさまりて国民をねぎらはむ日をまたぬ日ぞなき

つはものの聞きながらやすすむらむ虎のすてふ山のかけぢを

むかしよりためしまれなる戦いにおほくの人をうしなひにけり

えぞのおく南の島のはてまでもおひしげらせよわがをしえ草

言の葉のまことのみちをわけみれば昔の人にあふここちせり

照るにつけくもるにつけたたかいのにはにたつ身をおもいこそやれ

身をすてし人をぞ思ふまのあたり軍のにはのこときくにも

万代もふみのうへにぞのこせ国につくし臣の子の名は

いかにぞとおもはぬ日なしいくさ人とひし使のかへりくるまで

ををしくも凍りきつるあた船をうち砕きけりわがいくさびと

さまざまにもの思ひこしふたとせあまたの年を越しここちする

ひささかのあめにのぼれるここちして五十鈴の宮にまゐるけふかな

                     

                       明治天皇御製  明治三十八年