夢から慈しみの世界へ

神と自然と人間の共生
神一元・善一元・光明一元の生活
人間の生命の実相は『仏』であり、『如来』であり『神の子』である

愛の循環・・・谷間の浄き水

2017年05月14日 18時51分27秒 | 自然の育み・環境
谷間の浄き水

先日の烈しい雨が嘘のように、
白い雲と青い空が天高くひろがる。
新緑が瑞々しく鮮やかに冴えひろがる。
石蕗に木漏れ日が射し込み斑模様となり、
岩盤から滲みる水が一滴、一滴落ちる。
青々としたシダ葉の間をせせらぎ、
生き生きとした龍のようにくねり、
銀盤の宝石の上を静かに流れくだる。
天空から鶯の声が心奥深く鳴りひびく。



日本書記に
『豊葦原(とよあしはら)の千五百秋(ちいほあき)瑞穂(みずほ)の国は世々是れわが子孫(うみのこ)の王(きみ)たるべき地(くに)なり』という勅があります。
日本のくには水に恵まれ、水を大切にして来たという長い歴史観があります。
当時の世界では屎尿は川等に捨てられていましたが、江戸時代の屎尿は金肥として扱われ無駄に捨てられることなく,循環利用されていたのです。
既に循環型の社会が江戸では世界に先駆けて創られていたのです。



愛は土を運び肥料を与えなけばならない

『愛』は美しき天国の花を地上に咲かしめる不思議な種である。
『愛』は必ず生長して美しき花を咲かすが、
必ずしも一夜のうちに『愛の種』が発芽し生長して、美しき花を咲かすにはきまってはいないのである。
よき地にまかれたる愛は速やかに生長して美しき花を開くが、
石地に蒔かれたる『愛の種』は忍耐強く石地を穿ち行くことなしには、その『愛の芽』は枯れてしまうのである。
だから愛は忍耐強くなければならない。
愛は土を運び肥料を与える努力を必要とする。