夢から慈しみの世界へ

神と自然と人間の共生
神一元・善一元・光明一元の生活
人間の生命の実相は『仏』であり、『如来』であり『神の子』である

空海の願い・・・私たちが進むべき道

2019年03月27日 22時41分42秒 | 真理の言葉
今年も黒いスーツを着込んだ

初々しい看護師さん達が

目を輝かせて院内を回っていました。

ベテランの看護師曰く、

ホヤホヤですよ!

と私につぶやく。

しばらくすると新年度!

追っかけてくる仕事、仕事!




空海の願い・・・私たちが進むべき道


私は世の人々に、妄執(まよい)を乗り越えて、

人間の心の真実に入って貰いたいのです。

霧を吹きとばして明らかな光のもとに自分が本来所有し、

備わっている仏心(ほとけごころ)をはっきり見なおしてみると、

そこには無尽の宝物がいっぱいつまっていて、

私もあなたも、その宝物を利用して、

毎日が全く新しい生活となるに違いありません。



人間の種々の心の探求である『第十住心思想』


其の 第一住心・・・人々は実我という固定した霊魂(自我)が実際に存在しているものと錯覚して、

それにこだわり、その自我に執らわれてしまいながら生活しています。

後の世に応報(むくい)を受けることに気づことのないまま、
  
本能のまま、欲望のおもむくままに行動しているのです。

こうして人々はこの世の中の種々の世界ぐるぐる輪廻していって、

いろいろな生命をさまよい続けていくのです。

弘法大師空海  秘蔵宝鑰(ひぞうほうやく)


『注』

秘蔵宝鑰(ひぞうほうやく)・・・天長七年、淳和(じゅんな)天皇の詔を受け、空海が密教の要旨を著した著書。





一は百千の母たり。



悪人と思えるような衆生にも既に備わっている『大菩提心。』