夢から慈しみの世界へ

神と自然と人間の共生
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人間の生命の実相は『仏』であり、『如来』であり『神の子』である

フロイドの夢の分析・・・④ (夢を分析する価値)

2016年02月16日 20時07分35秒 | 健康・病気・精神分析・心理学・先祖供養・霊的実在・心霊の諸相
夢を分析する価値

フロイドは夢判断の原著 (Die Traumdeutung 1900)の序言で、
『私はここに夢判断の叙述を試みるのであるが、神経病理学的関心の範囲外には出なかったと信じている。
なぜなら夢は、心理学的に検討すると、一連の異常な心的形成物中の最初のものであり、
それにつづく心的形成物のうちヒステリー性の恐怖症、脅迫観念および妄想観念等は実際的な数々の理由から、
医師が取り扱わなければならないものだからである。
夢は同様な実際的(臨床的)意義を要求しうるものではない。
これはいずれわかるであろう。しかしそれだけにも判例としての夢の理論的価値はいっそう大きいわけで、
夢形象のの発生を説きあかすことの出来ない者は、また恐怖症や脅迫観念や妄想観念などを理解できないであろうし、
たぶんそれらの治療に十分成功することもおぼつかないであろう。・・・・・』


このようにフロイドは夢の発生源を良く理解することが、内的に秘められた人間性を解剖することにつながり、
それによって心の病を理解することも出来き、コンプレックス(抑圧されて歪んだ心)に陥った心を開放することに成功することが出来ると言っています。

夢を分析する価値

夢を分析すると、すべての夢は前日の印象と連絡していることが分かるのであります。
しかもその前日の印象も実につまらない何ら重要な事でないとして忘れ去られるように、
つまらない外見をわざと装うているのです。
その夢を分析してみるとそのつまらない外見は、仮面であり、実はその奥に発表をはばかるような、
恥ずかしい、または重大な感情が隠されているのだということがわかるのであります。

・・・続く





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