○次元俳句343・祈念日(時間)3=広島忌・小川紫翠1・2017-8-6(日)
○「疵のない空が残りし広島忌」(小川紫翠1)
○季語(広島忌・夏) 「きずのないそらがのこりしひろしまき」(「俳句界201307」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:疵のない空だけが残った 疵だらけの大地を残して 疵のない空だけが残った 疵だらけの人間の上に 疵のない空だけが残った 疵だらけのこころの上に
●小川紫翠(おがわしすい)
○好きな一句「繃帯に冬日があたる隅田川」2
○季語(冬日) 「ほうたいにふゆひがあたるすみだがわ」(引用同上)
【Profile】:1943年生まれ。1967年「水鳥」入会。「玄鳥」創刊参加。「玄鳥」同人。
おはようございます。
今黙禱を致しました。疵のない空だけが残りしというところがいつまでも胸に辛くのこります。
二度と二度と絶対なき世のなかをお祈りします。どうぞご自愛の程を
もう暦の上では立秋なのですね。早いですね。
鑑賞が良く心を打たれました。詩人でもありますね。どうぞ良き夢をご覧になられてくださいませ。コメントをいつもお受け頂き感謝申しあげます。