●五感俳句389・聴覚93・杉浦恵子1・2018-7-23(月)
○「青柿やごしごしともの洗ふ音」(杉浦恵子1)
○季語(青柿・晩夏)(→「オノマトペ俳句」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:何をごしごし洗っているのかは不明です。何か遮蔽物の影から「ごしごし」の音だけが聞こえます。両の手を擦りつけて力強く洗っていることが、その音でわかるのです。「青柿」:まだ熟さない青い柿。晩夏。
●杉浦恵子(すぎうらけいこ)
○好きな一句「日傘ごとゆりの木陰へ入りにけり」2
○季語(日傘・三夏)
【Profile】:1939年熊本県出身。「寒雷」(→加藤楸邨主宰)を経て、1985年「貂」(→川崎展宏主宰)入会・同人。俳人協会会員。
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